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2024年マーメイドS馬券予想

荒れる牝馬限定のハンデ戦として有名なマーメイドS。ただ特徴もはっきりしているので予想としては組み立てやすいと思う

1.馬場傾向

今回のマーメイドSは京都変わり、抑えておくポイントは以下
(1)阪神では坂2回、京都は坂1回
(2)阪神競馬場回収による京都ロングラン開催
(3)週中の降雨量少なく、クッション値10を超える超高速馬場
(4)今週からDコースで芝の痛みはカバーされている

結論としては高速決着予想で例年のタフさではなく、1600~2000m戦での高速タイムを持っている馬優勢。前半から早くなる可能性もあるので、地力のない馬は軽ハンデでも厳しい
また、時計早くなればなるほど距離ロスの少ない内枠の恩恵あるため、迷ったら内の馬から

京都と阪神2000m比較
土曜の馬場状態

2.各馬能力比較

(1)1600m戦
①ピンハイ 1:32.3s
②ラヴェル    1:33.0s
③コスタボニータ    1:33.0s
マイル戦で言えば桜花賞組、ここを経験している馬はやはりポテンシャルが高い。特に桜花賞掲示板組のピンハイは古馬の東京新聞杯でも牡馬上位マイラーとやれているので評価は高い。

1600m持ちタイム順

(2)1800m戦
①ピンハイ 1:44.3s
②アリスヴェリテ 1:44.5s
③ラヴェル 1:44.5s
1800mも持ちタイムTopはピンハイ、古馬の牡馬混合OPでも好走しており1600~1800mの高速決着ではピンハイの得意レンジ。
アリスヴェリテとラヴェルはマストクトディーヴァがレコード出したローズS組、このメンツは古馬戦でも通用している馬が多くレースレベル高い。

1800m持ちタイム順

(3)2000m戦
①タガノパッション 1:57.5s
②アリスヴェリテ、(エーデルブルーメ) 1:57.8s
③ミッキーゴージャス 1:58.0s
2000mの持ちタイムTopはタガノパッション、高速になりやすくペースも流れやすい小倉2000mを好走、愛知杯も2着のためハンデ据え置きというのはプラス。
アリスヴェリテは同条件の京都で自ら作ったHペースで勝ち切るのは評価できる。ミッキーゴージャスはこのメンツでは唯一牡馬とのG1にも出ており実績最上位、ただその強さ分ハンデを背負いすぎている感がある。
エーデルブルーメは好タイムも52kgなのでそこまで大きく評価はできない。

他に2000mでは安定して1:58.0台を出しているセントカメリアは評価
ミッキーゴージャスに完敗しているもののハンデ差3.5kgは戦える

2000m持ちタイム順

3.馬券予想

評価☆☆☆
・ピンハイ
・ラヴェル
・アリスヴェリテ

評価☆☆
・タガノパッション

評価☆
・セントカメリア
・コスタボニータ
・ミッキーゴージャス
・エーデルブルーメ

マーメイドSの鉄則として人気の無い方から馬券を買うというのも踏まえて予想は以下

◎ラヴェル、ピンハイ
◯タガノパッション
▲アリスヴェリテ
△セントカメリア、ミッキーゴージャス

本命2頭いますが、当日オッズで人気無い方(多分ラヴェル)を買います、またピンハイに関しては馬体重これ以上減ってると流石に少し評価下げ、420kg台であれば評価上げます。

展開的に軽ハンデの逃げ馬がアリスヴェリテ含め何頭かいるのでペースは遅くなりすぎない、坂の下りからロングスパート開始されるため地力ない馬はふるい落とされ中団に控えたラヴェル、ピンハイ、タガノパッションあたりの中ハンデの実績馬が来ると予想している。

以上

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