見出し画像

超実践型問題解決プログラムDiG

みなさんこんにちは!
”最強の体現者を自由に!”というビジョンを掲げて複数分野で活動を行っている岸田宗将です。

Profile
岸田宗将(きしだ そうすけ)
2005年 東大阪市生まれ。近畿大学在学。
高校時代に課外活動に参加したことをきっかけに近大ビジコンへ出場。お金の習い事教室を運営するスタートアップ企業の代表と出会いジョインする。教材開発責任者や自治体連携プロジェクトマネージャーなどを経験する。
現在は”最強の体現者を自由に”というビジョンを掲げて複数の分野で活動を行っている。

今回は超実践型問題解決プログラムDiGに参加した経緯と実際の活動を紹介していきます!


DiGとは

DiGとは認定NPO法人 very50(ベリー フィフティ)が主催しており、今回は近畿大学と近畿大学附属高校の生徒が集まって開催されました。プログラムの詳細については近畿大学HPには以下のように記載されていました。

「DiG(Development in the Ground)」は学年を超えて約15名でチームを組み、アジア新興国で社会課題・問題解決力を学び現地で実際に商品やサービス開発を行い、実際に地域課題の解決に挑む海外プログラムです。

約4ヶ月間の近大での問題解決力養成トレーニングと現地ワーク(ネパール)で構成される4か月間のプログラム。

2023年度はエベレスト山脈で有名なネパールで実施します。

世界のあらゆるビジネスや生きていくうえで必要になる問題解決能力をはあらゆるビジネスパーソンに必要とされる能力で、このプログラムを通して、論理的思考が身に付き、物事を体系的に捉えることができるようになり、自分の生き方やキャリアを見直すきっかけとなり、起業のみならず就活にも大いに役立つと思います。

近畿大学HP:https://www.kindai.ac.jp/kincuba/event/040001.html

海外に行く気のない英検準2級

私は元々海外に行く気なんてさらさらありませんでした。
日本が世界で1番ご飯が美味しくて、治安も良くて、エンタメから娯楽も一通り揃ってて、海外行く必要がないでしょ。。。と

なんか海外に行って危ないことがあったってよく聞くし、わざわざ現地まで行かなくてもネットを使っていくらでも交流出来れば学べるでしょ。。。と

そんな中で発展途上国の問題解決に取り組むプログラムがあると聞いた時
「学びはたくさんあるだろうけど、わざわざ海外行ってまで。。。?」
「今、日本での取り組みが忙しい時期なんだけどな。。。」

というふうなことが頭をよぎっていました。

ただ私がいろんな活動に参加する最初のきっかけの場を作ってくださっていて、ずっとお世話になっている先生からプログラムを主催している団体(NP O法人very50)の代表者(菅谷さん)の方のお話を聞くことをはじめ、色んなことを聞いていった上で心を動かされて参加をするに至りました。

価値観の時空が歪む

これまでスタートアップの世界で色んな人と出会って、色んなプログラムに参加をして、高いビジネス戦闘力を身につけていったと思ってました。
しかし、このDiGのネパール渡航前の事前学習で学ぶことは角度が全然違いました。

まず驚きなのは説明が凄く丁寧ということです。
例えばロジカルツリーを作るとなった時に通常であれば
「問題を分解していきましょう」
で終わる。

でもこのプログラムだと
「問題を分解していきましょう。具体的にはこの視点とこの視点と、この手法や考え方を使って、、、」
とめちゃめちゃ内容が具体的で、これまで使いこなせていたと思い上がっていたものがたくさんあることに気付けたり、じゃあ実際にそれを使いこなすためにどう考えれば良いのかを深掘りしていきました。

また日本における事前学習にて発展途上国であるネパールについて学んでいくことや仲間たちとコミュニケーションをとっていく中で、自分自身が初心を忘れてしまっている部分や考え方がぶれてきているところにも気付けました。

それが自分自身を見失いかけている原因であることにも気づき、それを解消していくことで徐々に力を取り戻していきました。

活動

現地学校にてコンポストワークショップ開催

さてそんな私ですが、ネパールでは潜在的なニーズ(シーズ)としてオーガニックが求められていることを現地の飲食店でのヒアリングで発見し、仲間たちと現地学校にて環境問題やオーガニックへの知見が深いコンポストメーカー(生ごみを堆肥に変える)の方を専門家として招き、ワークショップを開催しました。

ワークショップの様子

ネパール渡航期間中のわずかな時間の中で、潜在的なニーズを見つけ、現地小学校とコンポストメーカーの方にアポを取り、ワークショップ開催のための準備を行い、実行する。。。

短期間の中で企画→実行までするにはタイムマネジメントやチームワーク(特に早い意思決定)が重要となり、日常生活ではなかなか体験することのない形で取り組むことが出来ました。

出張授業完

帰国後「Green bee project」始動

日本に帰国後したのちに、現地で一緒に活動を行ったメンバーとプロジェクトの立ち上げを行う運びになりました。改めて日本でコンポストを使って何が出来るだろうと専門の方々にヒアリングや相談を重ねながら。。。
もうすぐ企画レベルが仕上がってきそうな感じになってます!

ネパールでAIを使い菅谷さんが作ってくれたロゴ

ネパールの観光と飲食について

クマリ

私たちはネパールに到着した当日にクマリの館を観光し、”生きた女神”と言われるクマリを運よく目にすることが出来ました。以下にAIを活用してクマリについてまとめたのでご覧ください。

〈クマリとは〉
クマリは、ネパールの生きた女神として崇拝される少女です。サンスクリット語で「少女」「処女」を意味し、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーや密教女神ヴァジラ・デーヴィーの化身とされています。この伝統はカトマンズ盆地で特に有名です。

〈少女の選ばれ方〉
クマリの選定には厳しい条件があり、例えば
①ネワール族の仏教徒僧侶・金細工師カーストのサキャ出身であること
②健康で身体的な欠陥がないこと
③特定の身体的特徴(獅子のような胸、シカのような脚、黒い髪と目など)を持つこと
④動物の頭部が並べられた暗い部屋に閉じ込められても驚かないこと
⑤占星術的に国や国王との相性が良いこと
これらを含む32もの条件をすべて満たした少女がクマリとして選ばれます。

〈クマリの仕事〉
クマリの仕事として代表的なものとして
①病気の治療や願望成就の祈願を行う
②国の運命を占う予言者としての役割を果たす
③祭りや儀式に参加し、祝福を与える
④9月のインドラ・ジャートラー大祭では主役となる

〈クマリの儀式時の表情〉
クマリは儀式の際、厳粛で無表情な顔を保つことが求められます。これは神聖さと威厳を表現するためです。クマリの姿を一目見ることができると幸運が訪れると信じられているため、多くの人々が儀式に参列します。クマリの顔には、額から鼻筋にかけて赤い化粧が施されており、これも神聖さを象徴しています。

そんなクマリですが、僕たちが儀式を見た時には厳しい表情で現れました。感覚的には笑顔が良くて、厳しい顔だと良くないという感じがしますが、それが違うとされる場合もあるんですね〜。
ちなみにクマリが笑った時には悪いことが起こると信じられているようです。

スワヤンブナード

私たちはネパールカトマンズエリアを中心に現地の課題を探していきながら町を回っていたのですがその中でネパールのスワヤンブナードに辿り着きました。スワヤンブナードについては下記AIを活用した文章にてご覧ください^^

スワヤンブナードについて
〈概要と位置〉

スワヤンブナートはカトマンズの中心部から西に約3km離れた丘の上に位置しています。400段近い急な石階段を上った高台に複数の仏塔が建ち並び、寺院を構成しています。

歴史的重要性〉
スワヤンブナートはネパール最古の仏教寺院と言われており、1979年にユネスコ世界遺産「カトマンズの渓谷」の一部として登録されました。伝説によると、カトマンズ盆地がまだ湖だった太古の時代からこの丘の上に建っていたとされています。

特徴〉
・中央の仏塔
:高さ15mの黄金の仏塔が寺院の中心にそびえ立ち、四方に「ブッダアイ」(仏陀の知恵の目)が描かれています。
タルチョ:仏塔から四方八方へ5色の鮮やかなタルチョ(祈祷旗)が伸びており、カトマンズを象徴する景観を作っています。
マニ車:仏塔を取り囲むようにチベット仏教の特徴であるマニ車が並んでおり、巡礼者が右回りに回しながら歩く姿が見られます。
モンキー・テンプル:多くの猿が生息していることから「モンキー・テンプル」とも呼ばれています。
絶景:丘の上に位置するため、境内からはカトマンズ盆地を一望でき、特に夕暮れ時の景色が美しいとされています。
観光地化:境内には多くの仏教グッズや土産物を販売する露店が並び、観光地としての雰囲気も醸し出しています。

〈起源と成立の背景〉
①古代の湖
:伝説によると、かつてカトマンズ盆地は巨大な湖でした。その湖の中央に、自然発生的に蓮の花が咲いたとされています。
自然発生的な光:この蓮の花から神秘的な光が放たれ、それが「スワヤンブ」(サンスクリット語で「自然発生的」の意)と呼ばれるようになりました。
マンジュシュリの役割:中国の菩薩マンジュシュリが、この光を見るためにネパールを訪れたとされています。マンジュシュリは剣で谷に切れ目を入れ、湖の水を排出し、丘の上に寺院を建立したと伝えられています。
仏教の伝来:紀元前3世紀頃、インドの皇帝アショーカによって仏教がネパールに伝えられた際、スワヤンブナートはすでに重要な聖地として存在していたとされています。
歴史的発展:その後、様々な王朝や文化の影響を受けながら、スワヤンブナートは徐々に拡大し、現在の姿に発展していきました。

このように、スワヤンブナートの起源は神話的要素と歴史的事実が混在しており、ネパールの文化的・宗教的アイデンティティの形成に重要な役割を果たしてきました。寺院の成立背景には、自然崇拝、仏教の伝来、そして地域の歴史的発展が複雑に絡み合っています。

スワヤンブナードへ行って1番驚いたことはブッタとインドの象の神様ガネーシャが一緒にいるということです。AIの文章では古代の伝説から記述が始まっているため、伝わりづらいかと思いますがネパールの特徴としてヒンドゥー教が広まっている一方で仏教が一部混ざっているという点があり、それがまさに体現された場所という感です。この場所では文化が混ざり合ったということを凄く感じる場所になっています。

またモンキーテンプルと言われている通りで定期的におさるの大行進があって凄く可愛かったことも凄く印象に残っていますね。

ネパール料理

①水牛ステーキ
ネパールはヒンドゥー教の国であるため牛を食べることが御法度になっています。そのためネパールで牛のお肉を食べたいと思えば水牛が出てきます。結論美味しいですがめっちゃ硬いです。顎疲れます。2日間の晩両方水牛を食べましたが顎が外れるかと思いました。

②モモ
日本でいう餃子に近い食べ物で水牛・豚肉・野菜などが主流なのかな?と言った感じでした。また揚げられている場合やステーキになっている場合、カレーソースにつけて食べる場合など多岐にわたっていたのが印象的でした。

③チキンバターカレー&チーズナン
ネパールといえばカレー。そんな人も多いですがその人たちに向けて一言。めっちゃ美味しいよ。

④仙人料亭
これは正式名称ではありませんが仙人のような髭を生やした方が店主をされている飲食店になります。結論、故郷である日本を思い出す。

⑤ボスのファイヤピザ
ネパールで泊まったホテルのボスが運営しているピザ屋さん。ネパール10日間いて4日間くらい食べていた気がする。

⑥オーガニックフルーツボール
オーガニックな果物を使ったフルーツボールが破格の値段で食べれる。。。
ビートルートのような人生で初めてのフルーツもあって最高に美味しい。。。

まだ日本へ帰りたくない。。。涙の帰国

最初は海外へ行く気なんて、ましてやアジアの国に行くなんて考えたこともない私でしたが、実際に行ってみると現地の人が凄く人懐っこくて、めちゃめちゃ美味しいご飯もあって、現地の友人たちとの別れがとても寂しくなっていました。

ネパールの最終日では私1人だけ他のメンバーより半日早く帰国する予定となっていて、空港でみんなと別れたのですが、1人になってから飛行機の搭乗手続きをしていると涙が溢れていました。

そしてポツリと「いい国だったなぁ」と独り言をいました。
高校の卒業式でも涙なんて出なかったのに(笑)

私は実際に海外に行ってみて、日本でのいろいろなしがらみを忘れて現地の人たちと関わることで凄くいいエネルギーを貰えたし、経験したことないことをたくさん経験することで自分自身に人間としての深みが加えられていく感じを実感しました。さらに言えば超ストレス解消にもなりました(笑)

振り返ってみてDiGに参加してネパールへ行ったこと本当に良かったなぁと思います。誘ってくれた先生や一緒に活動してきた仲間たちやこのプログラムを主催してくださったvery50の菅谷さんやがくさん本当にありがとうございました!!!

お忙しい中、ご覧くださりありがとうございました!
これからも全力で取り組み続けて、学びを共有していきますので続報に期待してくださる方々はフォローよろしくお願いします!岸田宗将を応援してみたいなと思ってくださった方々は”スキ”のほどよろしくお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?