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ユーザーに利用されるプロダクトを開発するために。

皆さんこんにちは!
THINNEY株式会社でインターン、現役高校3年生の岸田宗将です。
最近、親しかった人に下の名前を”ムネマサ”と呼ばれたのですが、正しくは宗将(そうすけ)なので間違えないようにお願いします!笑

さて現在、教材をリニューアルするためにプロダクト開発に勤しむ毎日を送っていますが、その時に気をつけるべきだなと感じたことがあるので共有します。

高校で卒業論文を書いている影響か、文章が論文見たいな断定口調になってしまっていますがご容赦ください。笑

目次
ユーザーの声か、ユーザーの行動か
仮説検証
検証結果の判断軸
最後に…

ユーザーの声か、ユーザーの行動か

 新しくプロダクトやサービスを作り上げていく時、真っ先にやるべきことの1つとして「ユーザーヒアリング」が思いつくのではないだろうか?しかしこれを参考にするべき時とそうでない時がある。それは構想段階のアイディアを利用するべきか、どうかという点でヒアリングすることだ。何故なら「8割の人がサービスを高く評価し、利用したいと答えた」としても実際の行動とは違うことが多いからだ。その時に見るべきはユーザーの行動であり、例えばテスターに無料でもいいためプロダクトやサービスを使ってもらい、帰宅後でも実際にプロダクトやサービスを使っていたのかということに注目する。
 この言い方をすればユーザーヒアリングは意味がないのか?と言えばそうではない。顧客のペインを見つけることが出来れば、そこから新規アイディアの創出に役立つ。

仮説検証

 プロダクトやサービスが実際に顧客に利用され続けるにはPMF(プロダクト・マーケット・フィット)が必要となる。そのために仮説の検証が必要だが、その時に検証が必要な部分を明確にし、必要最小限の機能のプロダクト(MVP)で検証することが必要である。特にMVPで検証しないことはトライ&エラーのサイクルを遅くすることや必要でないコストを支払い、さらには支払ったコストを無理矢理にでも回収しようと撤退しづらくなるサンクコストも発生してしまう。

検証結果の判断軸

 さてプロダクトやサービスの検証がうまく完了したとして、その結果を正しく受け止めれなければ意味がない。1つの判断軸としてベンチマーク企業のKPIと比較するというものがある。プロダクトやサービス内容によって比較するべき項目は変わってくる。しかし共通していることはベンチマーク企業のKPIが分からないということが発生するということだ。その時、不完全でも情報を得たい。手段としてはその企業の退職者から聞くなどもある。とにかく少しでも情報を集めること。

さてここまででプロダクトやサービスを作り上げるときに気をつけたいことを自戒の意味も込めて文章にしましたが、実は参考にした書籍があります。

STARTUP優れた起業家は何を考え、どう行動したか

最後に…

 最後にこの文章を作成しながら僕が感じたことを3つだけ共有させてください。
 ユーザーの行動を見てプロダクトやサービスが刺さっているのか検証するべきという中でもっと前提を疑って自分自身で考えていかなければならないと基本的なことながら感じた。プロダクトやサービスを作り上げる時にユーザーヒアリングが必須、ネットで〇〇をするまでの流れでユーザーヒアリングが入っていたからという理由だけで行うのは危ういなと感じた。それぞれの行動には目的があるわけだから、それが今回の自分の目的と合致しているのか良く見極めないといけない。
 今年の9月よりJOBS CAMPに参加させて頂き、第1回目の講義の中で事業をピポットすることについての話題が上がった。その時、メンターの方から「中国のスタートアップでは2週間で判断する」という話を聞いた。この2週間という期間の是非は人によって見解は分かれるところだと思うが、早いスピードで仮説と検証を繰り返すべきと学んだ。そのためにも仮説検証を的確に行う必要がある。
 「成功の仕方はアート」という考え方にJOBS CAMPを通じて学んでいる。それを今回の書籍を読みながら改めて実感している。本書では様々な起業家にインタビューを行った結果を基に構成され、また起業家の様々な体験談が記載されている。そのことを思い返して書籍を振り返ると、自分自身の状況や強み・弱みによって必要なことややるべきことって変わるよな。「成功の仕方はアート」、その言葉が頭によぎりました。

JOBS CAMPをはじめ様々な活動で学んだことをTwitterで発信しているのでフォローよろしくお願いします。
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JOBS CAMP第2回

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