チュパカブラ?

チュパカブラ?

『妖怪談義』197ページ

越中の旧事を録した肯構泉達録[*4]巻十五に、婦負郡蘇夫岳の山霊は一眼隻脚の妖怪にして、かつて炭を焼く者二人これに殺され、少し水ある蘆芽に投げ棄ててあり、また麓の桂原と謂う里の者夫妻薪を採りに登りて殺さる。脳を吸うと見え頂に大なる穴が明いていた。山海経にいう所の独脚鬼ならんか云々とある。

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