見出し画像

星野源×オードリー若林が「悩み」をテーマに語り合う、Netflixトーク番組 『LIGHTHOUSE』、闇が深くて面白すぎた…!

2023年8月22日にNetflixにて配信がスタートしたトークバラエティ『LIGHTHOUSE』。
暗くて…深くて…面白すぎるその魅力をお伝えします!

【番組内容】

シンガーソングライターであり俳優・エッセイストとしての顔も持つ星野源と、テレビ番組やラジオのMCもこなすお笑いコンビオードリーの若林正恭。異なるジャンルで活躍する二人のトップクリエイターが、自身や若者たちの「悩み」をテーマに語り合う、トークバラエティです。

今回タッグを組む二人に与えられたユニット名が「LIGHTHOUSE」=灯台。
悩める人々の明かりを照らすという意味と、灯台下暗し、つまり自分たちの足元は暗そうという意味が込められています。既に秀逸ですよね。

【おすすめポイント!】

<その1:1行日記が重くて最高>

本シリーズは、2022年10月から約6か月に渡り、月に一度のペースで収録されたもの。毎回その1か月の間に考えた悩みや日常の出来事を短く記した「1行日記」をそれぞれ発表し合い、それらを軸にトークを繰り広げていきます。
その1行日記の内容が、独特な視点から世界を見てきたお二人ならではの切り口で、めちゃくちゃ面白いんです…。他の番組では絶対に聞けないような、お二人のディープなトークをお楽しみください。

Netflix公式ページ

<その2:ロケーションから引き出されるエピソードトーク>

全6話の収録場所は毎回異なり、そのロケーションごとに生まれるエピソードトークにも注目です。
1話ではお二人が鬱々とした苦節の下積み時代を過ごした阿佐ヶ谷・高円寺で、当時の苦悩や恨み辛みについて。2話では打って変わって正反対の、東京タワーを望む「ザ・東京!」といった港区の高級ホテルで、都会で派手に遊ぶキラキラした芸能人たちへの恨みが溢れ出します。

その他、有観客ライブ形式だからこそ引き出されるテンポ感や、ドライブというシチュエーションならではのプライベートなことに踏み込んだトークなど、それぞれ見どころが満載なのでぜひチェックしてみてください!

Netflix公式ページ

<その3:若者のリアルな悩みに深く共感>

番組内では、「夢が持てない」「自分が何に悩んでいるかもわからない」「本音を打ち明けられる人がいない」「嫌われるのが怖い」など、若者のみならず大人も共感できる悩みが多く寄せられています。
少子高齢化、物価高騰など先の見えない問題に直面する今の日本では、多かれ少なかれみんなが似たような漠然とした不安を抱えているのかもしれません。
若者の意見に共感しつつ、星野さん若林さんご自身も苦しんできた経験から生まれる考察が聞けるところもこの番組の見どころです。

Netflix公式ページ

【悩み多き今の時代を照らす、灯台に集まれ!】

今となっては日本を代表するエンターテイナーのお二人ですが、下積み時代が長く、人付き合いが苦手、劣等感のなか自分らしく生きるために苦悩してきたといった共通点がありました。そんなお二人だからこそ生まれる考察や、笑いをまじえつつも核心をつく秀逸なトークに、深く共感し救われる方も多いのではないでしょうか。

そして、全6話の終わりには毎回その時のトーク内容を踏まえて星野さんが制作したオリジナルソングが流れるという…なんとも贅沢でお洒落なエンディングで余韻を楽しむところまで、ぜひ味わい尽くしてください。

Netflix公式ページ

■今回紹介した作品
Netflixトーク番組『LIGHTHOUSE』
2023年8月22日から独占配信中

執筆:灰原香奈
Photo:Netflix

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?