【断髪小説】入社の覚悟〜その後〜
翌週、優子らは工場での勤務を開始した
配属の同期が少なかったせいか、優子と瞳はみるみる内に出世し、東京工場の顧問となった
もちろん、その間2人は乙女刈りを維持し続けたという事は言うまでもない
20XX年4月、東京工場の顧問となった優子は新人教育担当となり、工場配属の新入社員を迎える為に本社を訪れていた
人事部社員が次々と新入社員の配属先を読み上げ、東京工場配属の新入社員の名前も読み上げられた
どうやら今年は3人の新入社員が配属される様だ
新入社員「東京工場配属の〜です。よろしくお願いします!」
新入社員達が優子に1人1人挨拶をしていく。3人は皆、腰まで届くロングヘアでお洒落な髪型をしている
優子「よろしくね それにしても長い髪ね…」
この時新入社員らは、この後、残酷な断髪式が待ち受けている事は誰一人知る由もなかった…
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