ユートピアの原理で説かれていた危機の時代と希望…エレミヤとハナニヤについて
1988年 大阪で講演されたユートピアの原理は 幸福の科学の十大原理下巻に収録されています。
これは 1988年の講演で まだ 幸福の科学には会員は存在しても信者はいない段階に説かれたものです。
霊言集を読んだ読者達が 続々と講演会場に詰めかけ、往復はがきで申し込んで整理券も出されていたのはこの頃ではなかったでしょうか。会場に入りきらない人が集まっていたからです。
この十大原理の 2章に収録されている「ユートピアの原理」がたぶん 最初に大川隆法総裁先生の講演会に直接足を運んだ最初だったと思います。
残念ながら、私はまだ十分に 信じることが的ない状況でしたが、当時の人で出家して職員になられた方も多かったと思います。一線を引いた状況で 活動に邁進する方々を見ていたといったところが正直なところでした。
その時の講演ではノストラダムスの新予言が発刊された頃でした。大川隆法総裁先生はこのように語られています。
20世紀の終わりから21世紀にかけて危機の時代に どう希望を繋げていくか 新しいユートピアを作っていくかの御法話でしたが 今現在もまた危機の時代の最中です。
ここに出るハナニヤという人は旧約聖書のなかで 預言者エレミヤと対比される人です。
エレミヤはバビロン捕囚を予言しましたが ハナニヤは神が直ぐに民を バビロンから解放されるから 大丈夫だというような予言をします。
ハナニヤは王からも律法学者や祭司からも受け入れられますが、エレミヤは捕らえられ泥水の井戸に吊り下げられるような刑罰を受けます。
実際に起きたことはエレミヤの言った通りでした。
エルサレムの住民の罪とはいったい何であったのか 。
神の言葉を軽んじたことであったように思います。
旧約聖書のエレミヤ書を読んでみても、為政者に神からの厳しい言葉を伝えようとした者は受け入れらず
耳に心地よい言葉を伝えようとした者が現世の権力者から優遇されています。
2000年以上経た現在の80億人もの 人類の心境は さらに神から離れた時代になっていないでしょうか。
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