すでに与えられているものの発見と 感謝の言葉に満ちた 病の時に読む言葉

動けない1日を過ごすときには
枕元に置いて 幾度も開くのが
病の時に読む言葉です。

今年1月に発刊されたこちらの本は
1ページに 1行か2行の短い言

今朝 開いたページには

算数のおかげで商売もでき、数学のおかげで、建物の建築や乗り物づくりができた。


食料と医学のおかげで、長寿時代も来た。

が 出てきました。


宗教から出ている本と言えば スピリチュアルに傾いた言葉を想像したりするのですが

現代の文明社会に生を受けているということの 意味を今深く考えてみなさいという
公案、(問い掛け)を与えられているように思いました。


5年前に 大腸がんが見つかったときに
手術も薬も しないと言い張っていた私に
困惑した妹が
頑固な姉を説得しようと
看護師さんをされていた 
リーダー会員さんを連れて
病室を訪れました。

信仰で 治す つもりじゃ ないでしょうね

とその時 看護師さんは 言われたと覚えています。
確かに 幸福の科学には 信者さんの奇跡的な事故や病からの回復を いくつも聞いてはいましたが、そのような奇跡が臨むのは 
信仰の篤い 特別な使命を持つ人々だと
考えていたので 
信仰で治る  というのは 考えてはいませんでした。少なくとも表面意識ではそうは思っていなかったのです。

その当時 近藤誠先生の本を読んでいたので
大腸がんに対しても ステントを入れたなら
通過障害は改善するだろうくらいにしか思っていませんでした。

ただ その後いろいろと調べるうちに ステント等を 腸にいれると腸管穿孔等のリスクもあることが わかってきて 手術は止むを得ないかなと思い出した頃に 妹が看護師さんを連れて説得に来てくれたのです。


霊的なものを重視するような人は
時に 現代文明で受けている恩恵を
忘れて ただ先祖返りするような生活を
大事だと思ったりします。
私の中にもそのようなものがあるのかもしれません。

今日 開いた ページのなかの言葉は

この世とあの世を貫く幸福を貫く謳っている大川隆法先生からのメッセージでもあるのでしょう。


今 この環境に 存在しているのは
移り変わり行く世界のなかで
新しい環境や経験を通して
新たな 魂の教訓を得なさいということかもしれません。

寒さに凍えたり 炎天下のなかで 
毎日を送る生活から 安寧な住環境を
作り出すまでの間には 数学の恩恵も
あったでしょうし、先人たちの努力が
積み重なっているのです。

食事や医療も きっとそうなのです。

今の日本に失われたものばかりに目を向けるのでもなく
失われた大切なものを 心に刻みながらも
与えられた文明の恩恵に対しても
感謝の思いを 忘れてはならないのだと
そのように 教えられた気がします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?