この世は仮の世界なのですー 夢判断そして恐怖体験の映画

5つの短編からなるオムニバス形式のこの映画は 昨年夏 2週間ほどの僅かな期間公開されました。7月にDVD化されていたので購入してきました。

夢の意味を読み解く教授と大学生の前に 次々と怖い夢や金縛り、心霊体験をした人々が訪れ、解決を図っていくというストーリーが面白い。

夢の世界と現実の世界。

現実だと思っている この世の世界の方が実は夢であり 夢だと思っている世界こそが現実であるといった不思議な世界が展開していきます。

人を刺した夢

白装束の女の夢

般若と出会ったチンピラ

神社で撮られた心霊写真

夜の学校で幼い女の子に追いかけられる話


幸福の科学の 2021年8月の映画です。

白装束の女という話では1000年前の過去世喉に話が出てきます。

平安時代 出世のために 恋人を裏切り捨てた男性のもとに 夢で平安時代の恋人が警告にくる話 

「鬼  こいつは鬼や夜叉だ うわべを取り繕って人を騙すのが上手いから出世したりする だから夢に出て警告してやった。また同じことを繰り返し被害者を出さないように。」

過去世界って言われても本人には身に覚えのないことじゃないですか?

とアシスタントの大学生が尋ねます。

そうですよね。過去世界のことなんて分かりませんし、今の自分とどう関係するのか。

過去世=あなたの心の傾向性

こういう状況になったらこう考えるという その人固有の癖 思考パターンです。

例えば あなたが心のなかで お付き合いしている女性の気持ちよりも自分の出世の方が大事だと考えている

するとどちらかを選ぶかという局面に立ったときに 過去世と同じような行動をとる可能性が高いということです。

自分の心の傾向性を知ることで過ちを未然に防ぐことができるんです。

心の傾向性ーこういう状況になったらこう考えるという思考パターンが繰り返されるというのは 経験上あります。同じ状況に立たされてもポジティブ人間の考えられる人とネガティブに捉えてしまう人。

どういう考え方を取るかで人生の幸 不幸はかなり分かれてくるように思います。

追いかけてくる女の子の話は 病院のあとちに建った学校で  30年以上迷っている子供たちの話が出てきます。

「どうしても みんなには私たちが見えないの?」

「パパとママはどこ?」

「どうして迎えに来てくれないの?ずっと待っているのに」

親が、死ねば何も無くなってしまうんだと教えていた為に あなたは死んだのだと諭されても 女の子には分かりません。

「死んでないよ。何も無くなっていないもん」

あまりにも可哀想でどうしたらあの子を救うことができるのかとアシスタントの女子学生は 泣きます。

あの世だけでなくこの世でも迷っている人はたくさんいるんです。

人生というのは夢のようなものなのです。

心こそが人間の本質なのです。


実際のリーディングを元に再現された映画で映画のノンフィクションの形でエンターテイメント性を取り入れながら 霊界 や心の世界を啓蒙する映画でもあります。

大川隆法総裁がは 法学部で学び 商社マンというビジネスの世界でも生きていた方ですので 世間の「霊言」をイタコ芸とバカにする声や 言論人の 霊言のような怪しいものでなく 自分の思想で勝負したらいいのだという批判の声も熟知されていると思います。

それでも 霊言の収録を続けられているのも、人間が霊的世界のことを全く忘れてしまう恐れがあるからだと思います。

この世で的には法律に触れるような犯罪行為を犯さなくても 心の世界での過ちというのはあります。神仏も存在せず、死ねば何もかもなくなる。という思想は自己中心的な人びとにとって 犯罪の温床にもなりかねないのです。

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