3月末の小林製薬の4時間にわたる記者会見から考えたこと 機能性食品サプリを医師が批判的に見る理由は?

4時間以上にわたる記者会見のなかで 小林製薬の社長をはじめ経営陣がどのように答えたのか
健康被害についてどう考えているのかを見てみました。

記者会見での小林薬品側の対応を見る限り 丁寧に答えていると思いました。

Xでは 以下のような小林製薬社長が ワクチン問題に言及したかのような ことが拡がっていましたが、社長発言とされるのものは4/1エイプリルフールの日の 捏造であったようです。

それもあったので
本当にそのような発言があったのか
 長い会見でありましたが 
一通り見てみたのです。
 全くそういった発言はありませんでしたし、
報道陣の厳しい質問にも 穏やかに
真摯に返答を重ね、
厚生労働省の指示に従って 
検証をしていくという、
低姿勢の発言のみでした。

この会見を見て 30年ほど前にあった雪印乳業の牛乳を飲んで健康被害が出たときのマスコミ報道の事を思い出しました。

その当時の社長発言は 非常にバッシングを受けて本社社屋も売却され移転せざるを得なくなったという事例があります。

その当時は このようなユーチューブでの映像がありませんでしたから、切り取られた一部の部分だけが大きく取り上げられ 会社の対応の全容が分かりませんでしたが

今回の記者会見を全部見ると かなり慎重に丁寧に対応していることが分かります。


ただ 機能性食品やサプリには問題もあります。
小林製薬の コレステヘルプというサプリに限らず 効果や安全性についての基準が曖昧なままに 健康によいという効果がコマーシャルによって拡がり 消費者は広告された効果ばかりを信頼してしまうというリスクについては考えないという弊害があるようです。



医師の動画もいくつか参考に見ましたが、プラセボ群と比較せずに効果を謳う機能性食品については厳しい目を向ける方は多いようです。(ワクチンにも同様に厳しい目で見てもらいもらいたものですが…)


こちらは 健康被害の報告を最初に出した医師の方です。

小林製薬の記者会見と比較して見るとこちらの医師の方が報告されたのは どうも死亡事例が出た方の報告では無いように思います。

健康で薬を飲んでいないと言っても鎮痛剤などは 意外と意識に上っていないこともあるのではないかという気もします。

カロナール、ロキソニンやボルタレンといった 歯科治療後などでも
痛み止として処方される
解熱鎮痛薬などにも
 腎炎、急性腎傷害などの副作用があります。

 治療薬ハンドバッグなどを調べると出てきますが、一般的に知られているでしょうか。


また 複数のサプリ成分が合わさっての可能性もあるので 

記者会見で 小林製薬単独の調査でなく厚生労働省の指示のもと広く検証したいというところもよくわかる会見だったと思います。





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