プーチンインタビューを宗教政党の幸福実現党はどう見ているか

タッカーカールソンのプーチンインタビューは 数多くのインフルエンサーがSNSにあげています。

そのなかで 宗教政党である幸福実現党はプーチンのインタビューに どのような解説をするのでしょうか。

冷戦思考を捨てて 

自由、民主 、信仰に基づいた世界を作るべきだと考えている

このような視点で 幸福実現党は解説を締め括られています。


ロシア人の心に根付いている 

ロシア正教の信仰

イエスの教え

やはり 、この観点ははずせない部分です。

ロシアはソ連時代のような無神論、唯物論の国家ではなくなっています。

伊藤貫氏が よく語られているように 人間を越えた存在を認めない国家は 人間が傲慢になってすべて理性で解決できると思い込んでいます。

それが誤りであることを 旧ソ連や現代の中国共産党政府、アメリカのDSが支配する国家運営で 多くの国民が不幸になってしまっていることに顕れて来ています。

キリスト教の
主なる神を愛せよ
汝の隣人を愛せよ


という 愛の教え
は 、神が人間に望まれている最大のものだと思いますが
ロシアでは 共産主義が政権を取っていたソ連下では抑え込まれていたのです。神より共産主義の思想を上に置いていたのです。

宗教を母胎とした公明党が政権与党にいますが、共産主義国である 中国に対して どこまでも宥和政策を取っていることに 個人的には不思議でなりませんでした。

諸行無常、諸法無我、涅槃寂静という仏教の教えも 執着を取り去るための教えですし、貪りの心や怒り、等も戒められていますが、
中国共産党政権では、人間の欲望が権力をもつ人達によって最も醜い形で 解放されれ、一般の庶民は、貧しさの平等の中で、神仏に救いをもとめる事も 地下に潜らねば許されない状況にあります。

これは 仏の望まれている国家ではないでしょう。仏教を標榜するなら これは看過できないはずなのです。

物質的な欲望を 最大限解放するような 御利益信仰も 人間の持つ 神の子としての霊性を損なうものになってしまいます。


信仰を持つものにとっては
人間の作る法律を越えて
護るべき 人としての戒律や倫理観は
神仏が 人間に望まれているものと考えます。

 無神論国家においては、
指導者の心に神仏は存在せず
政治的な権力や特権を握ったものが、他の多くの一般国民を支配する構図が出来上がっていきます。


ただ、共産中国と結び付いている中東の国々においても
宗教指導者と政治的な指導者に
 神の心が伝わっておらず、
国民に自由や民主的な行動を禁じ
抑圧している国々もあります。

ですので、宗教思想の近代化が 必要な国々もあるとは思いますが、
宗教を否定し、神の心を見失った国家で起きた国民の悲劇は忘れてはならないと思います。

人間の  「モノ」化であり、「道具」化です。

徐々に進行している 人間の「モノ」化に対抗できるには 信仰を取り戻すしかないのです。




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