医療行政と全体主義 (アイヒマン裁判に悪の凡庸さをみたアーレント)

上から 与えられた目標を淡々とこなすだけの医療行政と現場。
こんな 医療には愛が無い。
副反応で苦しむ人や接種後死亡した人の遺族の声は かき消されている。
治療薬として効果があると現場医師のいうイベルメクチンは 情報を上げただけでユーチューブ動画からは削除される。

私は ワクチン接種目標1日1万回という政府スローガンを聞いて  ハンナ・アーレントが傍聴したアイヒマン裁判の事を思い出してしまった。

アイヒマンは ナチス政権下で多数のユダヤ人をガス室に送りユダヤ人のひとびとから悪魔のように想われた人物である。

その裁判を傍聴したユダヤ人でありアメリカに亡命していた政治哲学者 の ハンナ・アーレントは  アイヒマンに悪魔ではなく 上からの命令に唯々諾々と従う公務員として従うだけの平凡な人物を見るのである。


『ごく普通に生きていると思い込んでいる平凡な一般人によって引き起こされる、悪は遍在しているのである。』

福島民報で詳解された一文には 上記の文章がある。

接種を何回も奨める人たちは 決して 悪い人ではないのかもしれない。けれども 全体主義的になりつつある日本や世界のなかで 

異なる意見を 潰してくる圧力に逆らえず 言いなりになってしまう人たち、あるいは善意から間違った方向に行ってしまう人たちかもしれない。

いつの時代にも 人間は過ちを繰り返している。

全体主義の怖さは 多様性を認めず 一人一人の人間を 特定のイデオロギーや 考え型の鋳型に嵌め込んでしまうところだ。

ワクチンに関連した、医療行政も全体主義の流れにある。異論は潰されている。

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