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Day1】愛犬共生住宅時代の幕開け #1

1.「愛犬共生住宅®️」

聞き慣れない言葉ではありますが初めて聞いた人もその意味は理解して貰えるかなと思います。
その名の通り愛犬と共生する(できる)住宅の事です。
この言葉、実は商標を持っているのですが、あまりにも簡単すぎて特許庁から1度登録を却下されています。
ただ、何事においてもまず知って覚えて貰う事が大事で、その物事におけるネームのわかりやすさというのは、人の興味、関心の入り口としては凄く大事なものと思い、大阪で1、2と言われる弁理士さんと共に特許庁と戦い(笑)、登録を勝ち取りました。

なぜ、ボクがそうまでしてこの愛犬と共に生きる住宅が必要と思うのかを、これからこのnoteを通して伝えていく事ができたらなと思います。

また同時に、今は単なる電気、住設工事店である自身が経営する株式会社アイデンと言う組織が、この先、主に犬を通してどう社会課題解決を捉えた事業所に組織全体で変貌できるか、それをこのnoteに記録していけたらと思っています。

我が家の家族、池田スカイ(左)、池田ロンメル(右)

2.  子供 < ペット  の国 = 日本


まず特筆したいのは、日本において飼われている犬の頭数は、10歳未満の子供の人口とほぼ同じ1000万頭という事。
ちなみに猫も合わせると2000万頭になりますので15歳未満のいわゆる年少人口の1750万人よりはるかに多く、日本は子供の数よりペットの方が多い国という事になります。
(市場規模は1.6兆円 出典:矢野経済研究所)
しかもボク(S49生)が子供の頃は犬は番犬として外で飼われる事が普通でしたが(学校の帰りにあそこの犬は触れる、あの家の犬はヤバいで!という話題も。で、大体見に行くのはヤバい犬の方)、調査によると2005年を境に屋外飼いと室内飼いの割合が逆転し、今ではおよそ85%の犬が家族として室内で暮らしています。

留守中の分離不安による問題排泄で傷んだ池田家の建材(修繕費28万円也)

3.「愛犬共生住宅」を起こす動機ときっかけ

ボク自身がペット可の賃貸マンションでミニチュアダックスを2頭飼っており、自宅において匂いや汚れ、マーキングによる建材の傷み、鳴き声と、様々な問題が日々発生し、退去時に管理会社から修繕費用を30万円請求される事に。。
その賃貸からの引っ越しを視野に入れた時、犬を飼うための住宅の対策ができる工務店をインターネットなどで探しましたが専門はほぼ存在していない事に気付きました。
同時に住環境の不備によって終生飼養が困難になり、飼い主が飼育放棄し、結果殺処分頭数を引き上げている事(環境省HP等)を知る事に。
ボク自身のそもそもの本業が電気工事店であったという理由から、例えば環境にやさしい電気自動車の普及は各家庭や街中にEVコンセントというインフラが整わないと成立しない事がわかる様に、これだけの頭数が家の中で飼われているにもかかわらず、人と違う動物である犬を飼っている住宅のほとんどが人間の安全性と快適性のみを考えて作られており、インフラ整備と言える犬と暮らす工夫がなされていない事、しかもそれが飼育放棄という殺処分の原因にもつながっている事への疑問が徐々に大きくなりました。
また、譲渡数の増加にも欠かせない飼育意向のある人の、犬を飼う事が出来ない阻害要因の第1位がペット不可等、家が飼えない住宅であるという調査結果も(ペットフード協会2020年調査)。
その原因の大きな1つが犬と暮らす為の工夫、対策を考える専門の工務店がない事。
それならば、建設業に携わる自分が多くの同じ問題を抱えた愛犬家の為に、使命感を持って、愛犬と共に生きる為の賃貸住宅や戸建て住宅である愛犬共生住宅を世に増やしていこうと決心しました。

という事で、次回は「プロフィール」を。

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