愛実○というカルト宗教と洗脳手法について

天理教信者の皆さん

一度は聞いたことがある愛○町がどういった手法で人を集め、信者を増やしているのか?情報統制によって信者を抑えつけ、辞めさせないようにするのか?財源は?等興味があるかと思います。お答えしていきます。

人集めについて
まず何かしら困っている事を前提としてにをいがけを行います。例えば子供でお困りではないですか?家族でご病気の方はいらっしゃいませんか?等一般的に誰もが人生の中で経験するような事をつけ込んで、そのタイミング毎にアプローチをします。

上手く釣れると、子育て教室や育成会といった名前で集会所に誘い、お話しのテープを聞かされます。私は地方にもいた事があるので、状況を知っています。話の内容は困っていた人が小○先生の言うことを聞いたから助かったという話か、話を聞いて助かったが、辞めたら再度困ったという話がほとんどです。

よくあるのは心が悪いから癌になったという話。ガンは一生涯のうち男性で49%、女性で37%がかかると言われており、低めに見積もっても3人に1人はがんに罹ります。

ですが、癌になってお話を聞くと癌が治るというのです。勿論手術等の治療を行った上で。

また、反抗期の子供、育ち盛りのワンパクな子供が親の通り方が悪いから子供が暴れるといい、お話を聞くと落ち着く。等、いわゆる成長期において誰もが通るべき道を無理やり封鎖し、それを成功体験として流布していく活動が行われます。

こういった割とありふれた話をいくつも収録したテープがあり、その中からいくつか聴くと、どこかしら自分に当てはまるものがあるのでなんか良い話なのかも?と皆錯覚します。そうした形でまず良いお話と思わせるきっかけを作ります。

ちなみにこのテープは最初は無料なのですが、そのうち有料化されます。値段は忘れましたが信者が増えるほどレンタル料が入ってくるのでこれが財源の一つになっています。

このテープを聴くとどんどん自分の人生に当てはまるようなことが多くなってきます。

何故なら大多数の人間が人生において経験するようなことばかりを集めたものだから。同時に案に自己否定をするような要素が散りばめられている為、肯定感が低くなってきて、自分の人生はこのままだとまずいかもしれない。と錯覚しはじめます。

すると、今度は自分の生い立ちや家庭の話をし始めます。ここまで来るともう楽勝です。

後は、それに合わせて今まで得られたサンプルの中から刺さりそうなものを話すことで依存性を高めて入信させていきます。家庭を持っている母親世代はこのパターンで大体引っかかってます。

話の内容はここに繋がることが良いことだ。という話に加え家庭の中では配偶者に尽くす話を良くされます。大事なことですよね。配偶者間で仲良くすることは。家族仲が悪い家庭なら、段々と家族仲が良くなっていくのでまた変化を感じるわけです。ここまではとても良い話。

すると今度は家庭内の雰囲気が変わるので、旦那がびっくりするわけです。何があったのかと。すると実は最近こういう話を聞いて、、、という話が家庭内でされる事で、今度は旦那も話を聞き始めるのです。ここで、上手くいかない場合は母親だけが繋がっているパターンが多いです。

こういった形で信仰に繋がり家庭環境が良くなることは裏の部分が見えないうちは良いと思います。何も知らない人たちは特に。ただ、どっぷり浸かってきた家庭はその後一生愛○町に捧げなくてはならなくなるのです。そこの話を深掘ります。

お話に繋がってからは、母親はまず仕事をしている場合は大体専業化させられます。何故ならにをいがけをさせるためにです。自分が同じ様に助けてもらったから、この素晴らしさを皆さんにも知ってもらいましょう。そうするとより貴方は助かります。と。

根拠のない理由でもって、毎日お話を聞いてから街に繰り出しキャッチをするのです。あるところではマンションを片っ端から。個人宅を訪ねて良いお話がありますと。怒られながらもそれを朝から行うわけです。

私の母も同じ様に行ってます。そしてひどい人だと朝から晩まで家事は行わず、家にいる娘に任せてひたすらににをいがけを行なっている家庭もあります。それが母親が行う事。後は家庭の紐を握っている場合は、そこから徳積みや理納め、維持費などの名目で強制されないが、お布施を払う仕組みがあります。この話はまた別途。

一度お世話になった、お陰で良くなったと思うと人間はタダでは悪いなぁと心理が働くもので、そういった良心に漬け込んだ形でお金を集める仕組みがちゃんと出来上がってます。

母親にある程度浸透すると、子供がいる場合は子供が被害者になります。小さければ小さいほど社会が狭いので逃げられなくなります。私がそのタイプです。

まず前提としてこのお話に繋がる人は何らかのハンデキャップやマイノリティである事が多いです。例えば暴れん坊だったり、勉強が全くできなかったり、何らかの持病があったり。中には何も問題ないのに親から連れてこられて参加している人もいます。

まず子供は大体鼓笛活動に属します。これはこどもおぢばがえりに参加するためでもあるのですが、ここにも様々な仕組みが巧妙に仕掛けられています。

愛○町の鼓笛隊はある意味天理教界隈では知らない人はいないかと思います。おぢばがえりでは上位にいるチームですし、人数規模も多く演奏も上手です。

母親からつれられて布教所に来ると楽器の演奏か踊りをするかのどちらかに参加させられます。鼓笛隊だけでなく吹奏楽もやっているのでそのどちらかをやることになります。

毎週末合宿活動をする中でこれらの練習を行います。

合宿では大きく分けて学生のお話と勉強、鼓笛活動の3つがあります。後はひのきしんです。鼓笛活動に紐付く別の活動をすることもありますが、基本はこれらがベースとなって毎週活動があります。

布教所の中には住み込みで暮らしている人がたくさんいます。この話は後でしますが、この住み込みの人たちがリーダーと呼ばれ、その人達の管轄の中で活動をしていきます。パート毎に分かれて班として活動をします。勉強の面倒も見てくれるし、寝泊まりの面倒も見てくれます。

自分と同い年の友達が沢山いて、お兄さんお姉さんから面倒を見てもらって悪い気はしないでしょう。そして母親もここに預けておけば安心と思うのでしょう。その間にこの組織の文化に染まりはじめます。

恋愛は禁止。化粧も禁止。男女で話すことは当然禁止。ここで知り合った人たちとは連絡先を交換してはいけない。外で遊んだりしてはいけない。等様々な制約があります。最近は管理が行き届かなくなってきているので一部放任されている所もありますが、制約が沢山あります。

加えて、友達よりもこちらの活動を優先する様に仕向けられます。この辺りで居心地が悪くなる人は抜けるのですが、この活動自体はこれらの制約を除けば楽しい活動なので段々と染まる様になります。季節毎に様々なイベントがあり、盛大に行われるので皆それを楽しみにして活動をしています。

しかし、徐々に染まっていく様に様々なお話されます。親の言うことは聞きましょう。何でも相談しましょう。進路のことは相談しましょう。私の言う通りにしたから助かった。と言ったプロパガンダによって、徐々に組織に対する依存心を高めていきます。

また、お話は大人数がいる空間に詰め込まれ話聞きます。朝昼夜と3回あります。任意ではありますが、その間にも昼前のお話や、練り合いと呼ばれる相談会が神殿で行われてます。長時間話を聞かされます。

何か学校で困ったことがあったり、家で困ったことがあったり、なかなか言うこと聞けない時はお通しと言って、リーダーに連れられて幹部に相談をしにいきます。その人の言う通りにする様に体質が変わっていきます。そうして徐々に染まっていきます。

染まってくるとどう言ったことが起こるのか?

それは必ずお通しをしないと不幸になる。お通しをしないと悪いことが起こる。と思い始めるのです。

そして本当に染まっている人は自分の身に降りかかった悪いことは全て自分があの時こうしなかったからだ。と自分を責め、より幹部の言うことを聞く様にしようと思い始めるのです。

親は鼓笛活動には関わらないですが、子供と同様の手法によってどんどん依存心を高め、洗脳されていきます。

皆が皆で親切心でもって集団催眠にかかりに行っている様なものです。そしてその親切心が悪気なく被害者を増やすと言う悪循環に陥っています。

そして最大の被害者である我々子供達はどう言った運命が待ち受けているか?ここからが本題です。

大人数の合宿活動を回していくためには何でも言うことを聞く住み込みの人が必要になります。また優秀になる見込みがある人、そもそもそんなに困っていないのに頭が良かったり能力が高い人をポストにつかせます。

また女性は大学進学の機会や就職の機会を失い、住み込みとしてリーダーや、食事係、子守り係、一族の面倒を見る係等として働かされます。見た目やスタイル、勘の良さなどに応じて使いやすい所に置かれます。

その後なんだかんだ色々な理由をつけて住み込みの期間を長くしていき、最終的には用意していた異性と結婚させ、恒久的に組織に繋げていくのがよくあるパターンです。

頭の良い人を上層部に置きたいのはオウム真理教と同じですね。東大京大の優秀な若者がのめり込んでいった原理に近いものを感じますが、そういった人々、もしくは元々不真面目だった子が更生されてそのポストにつくこともあります。

ではどうやってそういう人たちを取り入れて、そのポストにつかせるのか?大きく分けると2つパターンがあります。

まず何もしなくても優秀なタイプを取り入れる方法です。

これは簡単な話で、先祖の因縁が深いから今世はこのお話を聞いて通り返しの道を通らなくてはならない。と言うことを言い聞かせます。

貴方の祖父母はこう言うことをしたでしょう?貴方の両親は駆け落ち結婚でしょう?離婚経験があるでしょう?等、事前に母親から得られた個人情報を駆使して、そういう家はこうなるから貴方もお話を聞きなさいと迫るのです。

因縁というワードは極めて汎用性が高く、多用されます。都合の悪いことは大体この言葉がよく使われてあやふやにされます。住み込みとして取り入れられれば後は人生を捧げてもらうだけです。

身情事情で、何か自分に不都合が起こった時は因縁が深いから。先祖の因縁だから通り返しをしないといけない。と言い住み込みに持っていきます。1年だけは住み込みで。と期限をつけたりもします。大体後にその期限は伸びます。

上手くいかなかった場合は道が切れたといい、居なくなった後に、その人の悪口を言っておけば、あの人は悪い人だったんだと思い込ませて無かったことにできます。割とそういう生贄になっている人の話をお席でよく聞きます。

次は弱みに漬け込むパターンです。高校受験、大学受験、就職活動、結婚と人生においては様々なイベントが発生するのですが、失敗した時がつけ入るチャンスとなります。

高校受験や大学受験に失敗したら貴方の因縁では上手くいかないからここから住み込んで大学受験をしなさいとせまります。長年合宿活動に参加していると既に洗脳が効いているので、そうしないと私の人生はダメなんだと思い込んでます。

頭の良い子は反発するのですが、我々2世、3世は親の圧力が強く、信仰心が強いほど毒親と化して我々子供を追い込みにきます。私はそれで一時期ノイローゼになりました。

また、同じ住み込みの人達からも住み込みのメリットを延々と説かれます。周りが協力して仲間に取り込もうとするのです。本人たちは被害者を増やしているとは気がつかずに。

こうして事あるごとに失敗を上手く活用し、恐怖や不安を増長させ、のめり込ませていくのがセオリーです。ここまで来ると自分の人生はここがないとダメなんだと思い込んでます。

言霊の様なもので思い込みが強くなればその道理と違う動きをすると自分にとって何らかの働きかけがなされるので、不思議な事が起こります。やめようとすると体調が悪くなるとか、上手くいかなくなるようになります。

自己暗示をかけて自律神経に働きかけてしまっているので体調が悪くなりますし、始めに自分の人格と行いを強く全否定されるので自然と上手くいかなくなる方に自分を働きかけるので、やっぱりうまくいかないんだ。と思います。

こうしてお話がないと生きていけない人間を作っているのです。そしてそれは自分が自分でそう働きかけており、それを増長させるのが一族の役割です。どうですか?こうやって洗脳が進むのです。

一度中に入ってきたら後は簡単です。住み込みを出ると受験は絶対失敗する。就職活動は絶対失敗する。結婚は上手くいかない。などと脅しをかける事で自我を奪い、従順な兵士を育成していくのです。

もう洗脳は済んでいるので、ここも素直に従うしかなくなります。こうやって住み込みの期間はどんどん長くなり、洗脳もどんどん進んでいきます。

住み込みの子達は概して言うことを聞く従順な僕となり、皆優秀に育つので、その子達がまた加害者となり、お世話をする事で被害者となる新たな住み込み人員を増やしていくのです。

こうして母数を増やしていき、鼓笛活動を通じた洗脳によって人生設計の主導権を幹部に握られて、また兵士として活用される事で被害者が加害者へと成り代わっていくのです。

あまりに縛りがきついため抜け出した人や、こういった観点に気がつき反抗する人達は吊し上げられてお話の中でいびられたり、ある意味モラハラやパワハラの様な仕打ちを受けて言うことを聞かせる方向性に持っていくこともあります。ここは本当にこの組織の闇の深いところだと思います。

また、良く一族を上回る様な実力のある人たちが出てくるのですが、事あるごとに難癖つけて自分の方がすごいことを大衆の前で大々的にアピールする事で、自分の立ち位置を守ろうとしています。こうして巨大な組織が出来上がっているのです。

内側にいる人で声を上げにくいのはこう言った背景があります。また、私のように気がついていても中々そこから抜け出すことが出来ない人達もいます。ではどうやって縛りをかけて人を増やすのか?洗脳の手法についてもう少し詳しくお話ししたいと思います。

一般的に洗脳の手法は以下です。

まず自分自身に何かしらの課題を抱えていてそれを改善したいと思う人が洗脳にはかかりやすいです。何故ならそれを解決するために自分の警戒心が解かれるから。なので必ず一族や布教師はその課題を見つけます。そしてその課題を見つけたらそれが課題であることを認識させた上で、解決したいと思わせるのです。

本人が課題や懸念点と思っていない事も問題意識を持たせて課題にするのです。先祖の因縁、親の因縁、自分の性格、自分の根性、失敗経験等何でも良いんです。問題であると自覚させられれば。

そしてその問題を解決しないデメリットと、お話を聴かないとどうなるか?という根拠のないデメリットを解きます。ここがポイント。実は些細なことで解決しなくても良い事であったり、お話を聞かなくてもよいような事は一切は解きません。

デメリットは誇張し、過去のあった人のデータベースの中から最悪のケースを取り出して貴方もそうなると迫ります。一族はその手の技術に長けており、自称人助けの専門家なので、聞いている素直な方はあたかもその通りかと信じてしまうのです。


これは心理学の世界では認知バイアスと呼ばれるものです。一つの目立ちやすい特徴に引っ張られてしまい、他の評価を捻じ曲げてしまうという現象です。

例えば、カッコいい人、清潔感がある人はなんか頭良さそう。なんでも出来そう。スポーツも万能なのでは?等、イメージを作り上げます。綺麗な人はさぞモテて、幸せな人生を送っているのだろう。などといった見えないところまで想像して補完する現象も同じようなものです。

実際の一族はも同じ様な錯覚を作ります。頭が良く沢山の人を助けた人なんだと、周りがこぞって持ち上げることでこの人の言うことを聞いておいた方が良いのかもしれないと思ってしまうのです。

加えて、前でもツイートした通り、事前に収集している個人情報を持っているので一族に対して親近感を沸かせるような話題でもって惹きつけます。そして、曖昧な答えのないような質問を問いかけ、その後私はその回答を持っていると自信を持って答えます。

すると先程の認知バイアスによってさらにその人の評価が歪み、よりこの人なら自分を救ってくれるかもしれないと信じやすくなります。さらに、課題と認識させられた事柄についてを準えた話を聞くことで、その内容が自分の共感に繋がります。

例えば、元々引っ込み思案だった子がお話を聞いてこのように通ったら性格が変わって学校に行くようになりました。と言う話を不登校の人が聞いたらどう思うでしょうか?

先程の例に倣うと、まず自分は不登校であることを後ろめたいと思わせます。そしてそれを解決する方法を私は持っていると教えます。そして今の話をするとその人は共感します。そしてこのお話は凄いとなるのです。

受験に失敗した子がこう言う通り方をしたら合格して今立派になりました。みたいな話をされた場合、受験に失敗した子はそうしたら次は合格するかもしれない。と思うでしょう。

こう言う人と結婚したらこんな不幸な子が産まれた。一生人生がうまくいかない。だからこうするべきだ。の論法もよく使われます。これが典型的な話の持っていき方です。

洗脳は洗脳してます。という事を当然言いません。じわじわと心を侵略していくものなのです。だから絶対に気がつかないし、外からいくら洗脳されていると言われても、そんな事はない!中にいる人達はみんな自分のことを思ってくれているんだ。あなたが言っていることの方がおかしい。と言う思考になります。

そうなったら既に洗脳されていると思った方が良いです。洗脳手法は本当に巧妙に作られています。

次にもう一つ別のパターンを紹介します。これは一般的にカルト宗教で用いられる例です。環境を制御する方法も含まれています。

1.相手の人格否定
まず相手の考えや行動を全否定します。それは人間がすることじゃない。どうしてそんな手法を取ろうとしたのか?絶対にそんな事がうまくいくわけない。信じられない。などといった人格否定です。ここは抽象的かつ高度に分類的に話をし、容赦なく断定的に物事を言うと言うのが重要な事です。これは共産国が独裁政権を取る時に使われる手法の一つです。

2.恐怖の植え付け
恐怖を植えつけることで、先程の話の通り、課題と思っていないことを課題と思い込ませます。将来不幸になる。将来精神病になる。来世不幸になる。自分の子供が不幸になる。等希望的観測を含んだ根拠のない言葉で惑わします。障害を持った子供が生まれる。精神病になる。受験や就職に失敗するといった言葉をよく使い、本当になったら困るなぁ。と思うような非人道的な言葉を相手に植え付けます。

3.外部との孤立
こういったストレス化に置かれる事で人は人格を変えやすくなります。そして、次は規則で縛り外部の社会との関係性や価値観を捨てさせます。友達や外の人と連絡を取ったりしてはいけない。遊んだりしてはいけない。布教所から出てはいけない。などの文言は社会との関係性を断つためです。そして外部から孤立させます。

4.一体感の醸成
そしてたくさんのイベントを催します。また集団で行動が必要な取り組みを沢山やります。それを信者に手伝わせるのです。大変な準備をする事で連帯感を醸成します。これは地区単位で実施します。信者同士のコミュニティを作らせる事でそれに価値をもたらし入信を強めるのです。友達が出来ると楽しくなり辞めにくくなります。囲う事でコミュニティを作り魅力につなげるのです。

5.義務感の刷り込み
また入ってきた時には沢山の愛情をかけて多大な注目と愛情表現でもって歓迎します。内側は良いぞ。外側は危ないぞと。またたくさんの愛情をかけられると他人の親切に対して報いようとします。そうする事で恩を返さないといけないと、義務感、罪悪感を意図的に与えているのです。この疑念を持った人は逆に叩かれて忌み嫌われる対象になります。

6.睡眠と栄養不足
また、睡眠妨害や栄養不足も洗脳には必要な手段です。タンパク質や必須栄養素を減らす事で慢性的な疲労を持ち、抵抗する気力がなくなります。これはオウム真理教でも取られた手法ですね。

7.その他
上記に加え他にも集団で活動する事、狭い部屋で詰め込み延々と話をされる事で否が応でも大体の人は洗脳されていくのです。これは一体どこの話ですか?と思うかもしれないですが、紛れもなく愛○町で起こっていることなのです。

中の人達はこの事実を目前にしてどう思われるのでしょうか?該当しているなぁと思う箇所があるのではないでしょうか?何故なら全て実際に行われていることだからです。

次回は価値観の刷り込みについてお話しします。

幸せの価値観について
先程お話しした洗脳がある程度進んだ前提でのお話です。次は幸せとは何か?を再定義します。幸せとは、このお道に繋がることが幸せなことであると植えつけます。

貴方は元一日どうでしたか?課題と思っていなかったことを課題と認識させているので、元一日は大変な人生だったでしょう?と言えば思い返して確かに大変な人生だったなぁと思います。そして、お話を聞き始めたらどうなりましたか?と問います。

すると確かに改善された気がする。と思い込みます。実際自分自身が思い込みで改善しているので改善されている部分も当然出てきます。お話のおかげで人生が良くなったでしょう?お話を辞めようとしたらどうなりましたか?

事前にお話を辞めると不幸になる刷り込みが出来ているので、もしここで疑問に思った人はそういえば辞めようとしたら身情や事情が起こったなと。思い込みます。

理が吹くという言葉をよく使いますが、すべて自分の思い込みによって引き起こされる事象です。だから貴方はお話から離れると理が吹くから神様がちゃんと見てくれています。これからもお話に繋がることが貴方の幸せに繋がるのです。と説きます。

幸せの定義はお話に繋がる事で、自分の人生が豊かになると言う概念的な思想がまず前提として定義されます。幸せの定義は人それぞれ違い、個人が納得する事柄が達成されることが幸せですが、一族が定義した幸せが基準になります。

次は人生観の刷り込みが入ります。まずこのご時世にも関わらず、極度な男尊女卑の考え方が根強く蔓延っています。男は亭主関白で、女はそれに仕えるものだと刷り込まれます。そのため女性の立ち位置は非常に弱いものとなります。

女性は就職の機会を奪われて、家で専業主婦をする為のノウハウを叩き込まれます。これは希望する人からすると良い事かと思います。ただ、進学の意向や就職の意向がある人からすると迷惑な話です。

その意向に従わないと反逆者として言うことを聞かない人に認定され、婚期を遅らせる、性格を直さない限りは縁談を取り継がないなどといった脅しをかけてきます。

すでに外側との関係性を絶っている人はどうしようもない孤立感を感じ、後悔に苛まれます。

こうして女性の人生観が規格化されます。次に男性の価値観です。ここの一族は公務員が好きです。公務員は休暇がとりやすく安定的に収入が得られるためお話の御用がしやすくなるという思い込みがあるからです。

そのため公務員を目指して頑張るんだと仕向けます。公務員になるためには実直で勤勉、努力家である必要があります。まじめが1番。規格化された人間を定義し、その人物像になる様に型に嵌めます。

型に嵌め込む事で本人の個性や自主性は一族に委ねられます。公務員になるためにはある程度の学が必要となるため、近隣に進学させ、その為の教育を兵士を使って行います。

うまく行かなかった場合は、その他の企業に就職させますが、全体は土日が休みである事です。

土日が休みで御用ができるかどうかが重要で、本人の意向は関係ありません。また本人の意向を押し出そうとすると、選ぶ選ばないは貴方次第だが、という前置きを置いた上で一族の意向を押しつけて個性を潰します。洗脳が済んでいるから簡単ですね。

反逆者は周りも協力しながらいうことを聞いたほうが良いと親切を押しつけて加害者となりパワハラで価値観を変えるように仕向けます。洗脳が済んでいる人はそれが正しいと思い込んでいるからです。恐ろしいですね。親切心が被害を増やすのです。

また、就職先や進学先の面倒を見てもらったら人はどう思いますか?洗脳の際に義務感や後ろめたさ、恩を感じる様に設計されているので、当然恩返しをしないといけない。せっかくお世話になったのだから、何かしらを還元しないといけないと。

すると今度は自分が加害者となりお世話をすることで、本人のためになっていると思い込んで面倒を見ますが、結果としては犠牲者を作り、その輪を増やしていくだけなのです。本人の意向に関わらず人のためにやっている事が結果として人のためにならないという最悪な結末なのです。

最初に価値観と人生観を再構築する事で、ある程度の人数が増えてきたら一族が動かずとも信者間で勝手にやってくれるので楽ですね。続いては一族の話をします。

一族はどの一族の事を指しているか分かるかと思いますが、やんごとなき一族かもしれないし、華麗なる一族かも知れません。もしかすると犬神家の一族かも知れません。

一族が生きていく為に必要な要素は信者のもつ不幸と生い立ちです。

各信者の生い立ちを把握することで、コントロールをするのが役目です。すでに洗脳は済んでいるので、事あることに助言をすれば良いのです。いう事を聞かなかったらお席で公共に向けていう事を聞かない子がいる。不幸になる。と言葉を乗せれば良いのです。

すると該当者はお席のパワハラによって押さえつけられるか、何時間も行われる話し込みによって大体丸め込まれます。思うがままに人の人生をコントロール出来る様になります。また一族は身内には甘いです。

過去に何件かありましたが、自分達が取り入れた人や文化が身内にとって問題になる場合は排他します。その際に必ずお席でネガティブな情報を振り撒き今後は連絡を取らないように。とします。

基本的には他責の考え方なので、自分達が改善することはありません。他人を改善させることが目的であり、自分達の地盤はすでに築かれているので常に高みの見物です。

そうして上から物を言うのが一族のお仕事となります。

一族は過去の栄光や自分の昔話を良くします。未来志向はありません。何十年も前の話を今の時代の子達、親世代に対して行います。時代錯誤な話も当然行います。恥ずかしいとも思わずに自分の知見のない事を推測で開け広げに話します。

論理がなくても良いのです。みんな洗脳されているので。

側から見ると恥ずかしいとも捉えられても仕方がないことでも、組織の中では正しいことに変わっていくのが不思議な世界です。

時には自分の虫の居所が悪かったり、お通しで盲点をつかれた時には公共放送に乗せてストレス発散に使っている時も見受けられます。まるで独裁国家の様ですね。

こうして小さな不穏分子がどんどんと生まれていることを反省せず、自分達の行いを省みないのが一族です。

もし自分を律することが出来る人であれば、体型もきちんと維持されるでしょう。どこまでも求道していく人は顔つきもしっかりしてくるでしょう。なのできっと一族はさぞ立派な様相でおられるはずです。指導者としての本来の姿であれば。

ですが、最近は優秀な人はこき下ろして、自分と立ち位置を守ったり、他者を批判する様な言動や自責の念が感じられなくなってきたため、もはや得られるものはもう何もないなと思い、この度私は外に出る事を決意しました。

石油王の息子孫世代になると一代で築き上げたものをぶち壊す。のと同じ原理かと思います。もう組織は自意識過剰になり過ぎてしまったのです。そして自分の思想が全くもって間違いないと思い込んでしまっているのです。

私は全ての活動を否定するわけではありません。実際にそれで助かっていると思っている人も沢山いますし、それが本当に幸せと思う人もいますので、決して全てが悪いこととは思いません。

ただ、信者を増やす為にダシに使われたり、パワハラやモラハラが平然と行われているのも事実です。うまく行かなかったことは責任転嫁をするか、共通の敵を作りそこに非難を集中させれば無かったことに出来ますし、自分が指導した功績は未来永劫尾鰭がついて語り継がれるのです。

組織の資金源は多岐にわたります。

信者が多いから当然お布施が多いです。住み込みも沢山いるので月額数万円単位で支払います。持ってこいとは言いません。でも受け取ります。また事あるごとに徳積み、各種イベントに参加する際の理納め、〇〇徳積みなどと言った形で集金します。

支部からの上納金は、イベントの参加に加えて運行しているバスの交通費を上乗せして徴収したり、社長などの各界の大口からの献金もあります。春夏秋冬のご挨拶として贈り物ではなくお金をお支払いします。たまに謎のグッズ販売を行いその収益もあります。またお世話になったのだから、面倒見てもらったんだからと毎月の給料からお気持ちで。などと言った形で納めさせることもあります。

これが上納金となり本部に納められますが、布教所としての規模感としては他を追随しないので、本部もこの異質な布教所を抑えようとはしないとの事でした。この話は細かくは話せませんが概略はこんな形です。

最後にまとめです。

中の人達のほとんどは檻の中に入っている自覚もないですし、大きな権威性に抑えつけられて生活していることに気がつかないです。でも一部の人達が気がついており、そこから抜け出せないやり場のない苦しみの中で、独裁国家から抜け出す方法にもがき苦しんでいるのが現状です。

2世、3世として苦しんでいる方、組織から出たくても出られない方。いらっしゃると思います。またおかしいと思っていても声を上げられない方も多くいらっしゃることかと思います。まさか自分達が洗脳に掛かっているとは思いもしないでしょう。

親への反抗は犯罪であるかのように言われ、実の親は悪因縁、理の親は白因縁だから、理の親のいうことを聞くように言われ、どうしても二の足を踏む人が多いでしょう。

気がついたら見えない足枷が何重にも掛っており抜け出せない状況でしょう。無意識のうちに自分の心の声を蔑ろにしてしまっているのです。

しかし人生はそんなにつまらないものではないはずです。天理教の教理の一つである陽気暮らしはこんなに大変なものを仰っているのでしょうか?組織に一生を捧げる必要などないのです。何故なら人生は一人ひとりのものであって組織のものではありません。貴方のものです。

辞めても精神病にはなりませんし、障害を持った子供も産まれません。だとしたら全世界の信仰していない人達はみんななんらかの疾患を持つことになります。全ては運と遺伝的要素がほとんどです。

洗脳が解けるきっかけは、まず自分が組織に対して疑問を持つ事です。誰が助けてくれることを待つのではなく自らが疑問を持つ事が第一歩です。そしてそこからその疑問の軸をぶらさないことです。

そして何より1番重要なことは、自分が疑問を持った時に相談できる人間を外に作っておくことです。学校の友人、仲の良い親友、関連のない親戚でも誰でも良いのです。相談できる人を持ちましょう。既に持っている人はもう少しで抜けられるところに来ています。

辞めようとする時は周囲が寄ってたかって全力で止めに入ってきます。それでも作為的に作られた情に流されることなく、どんな圧力がかかっても自分の信念をぶらさない事がなによりも大切です。

たどり着くまでには沢山辛い思いをするかもしれません。モラハラを受けたり、両親をダシにして不幸になる事を説かれるかもしれません。肉親を使うのは本当に卑怯な手口です。でもその先を抜けた後には必ず辞めて良かったと思える人生が待っています。どうか1人でも多くの人が救われますよう願っています。

このお話はフィクションであり、登場人物、団体名等は全て架空のものです。

#愛実町 #天理教

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?