レーダーマンと母子受精

この2曲は初めて聴いたのが、ハルメンズの歌で、その後に戸川純が歌った曲が原曲であると知る。
レーダーマン。コレは今の年齢問わず情報社会で生きてる我々の事であろう。
勿論この曲が世に出た時に今の様な高度情報システムが構築されてる訳も無く、今は1人最低1台は持ってるスマホも無い時代。常に情報はスマホ・PC・タブレットで入手できる時代。3コーラス目はそれに取り残されたものが、ブロマイド(新聞)やテレビの情報で認知の違いを矯正させられてる内容。
2曲目の母子受精は夕闇の団地ですれ違った子供、この世に生み堕ちた人が人となる過程を歌った歌かと思えば3コーラス目は明け方のビルの林立する繁華街の情景、夜通し飲み屋で呑んで始発待ちの自分が住む大阪梅田の繁華街を思い出し、酔いを醒ますために駅へと走ってゆく様を思い出す。
戸川純やハルメンズ・戸川純が参画するゲルニカ等好きな歌が多い。
初めて聴き始めたのが高校時分で学校の図書館で「蛹化の女」を初めて聴いた時
パッヘルベルのカノンに巧く曲を合わせた歌詞が印象的で、クラシックも今風に魔改造するというのを聴き戸川純・ゲルニカを聴き倒した若い時代の思い出。

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