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2.ブラックフライデーとか知らないけど、たぶん何か買ったぜ

ヘッダー画像を見てください。
ブラックフライデーでこれを買いました。
お魚さんです。かわいいね。

何故にお魚さん

このお魚さんは、ただのお魚さんではありません(見ればわかる)。
こちら、お湯の温度をはかる湯温計でございます。
「ねえ知ってる?40度のお湯に20分浸かると、疲れにくくなるんだって!」
みたいな噂を聞いて、「へー!」と思うも、そもそも自分が何度のお湯に浸かっているのかわからんな?と気がついて、買ってみました。

いつも浸かってるお湯の温度どころか、いつもいる部屋の温度もよくわからないので、ついでに温度計も買いました。
『10度以下は寒い、30度以上は暑い』くらい雑な理解しかこれまでしてこなかったので……ヘヘ……。

ここ最近、全身鏡を自室に置いたり、スペースをやって録音した自分の声を聞いたり、日記をつけたりするようになって、『今ここに、自分の身体がある』という感触を、ようやく強く感じることができるようになってきました。
なんだかこれまでは、暑い寒いもなんかぼんやりしていたというか、「我慢できる」「無視できる」「感じないように努力する」という範囲どんどん広くしていくことで、自分への様々なダメージを軽減してきたような気がします。
そのせいで、自分の身体感覚、皮膚感覚がどんどん鈍くなっていって、自分が今寒いと思っているのか、暑いと思っているのかも、なんかよくわかんないくらいになったりしてました。

長年こんな感じにぼんやりしていたので、自分の感覚を取り戻すにはかなり時間を要しそうですが、これまで薄目で見てきたたくさんのものを、直視したり、自分なりに感じ取れるように努力していきたいところです。

お魚さんや温度計を使って数字を見つつ、「自分はこの温度をこう感じるのか」「この数字の時は、こういう感じなのか」と、数値として表現されるものと、自分の体の実感をふんわりと繋げていきたいなあと思いました。
ガチガチなモニタリングというより、鏡を見たり声を聞いたりすることの延長線上の、『頭の中から身体を出す』という試みみたいな感じで。

しかし、このお魚さんが届いてからまだお風呂に入っていないという、この、ね……。
いい加減、一万年と二千年ごとにお風呂に入るのをやめたいです。

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