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日本一の斜行エレベーター乗車録

今回の旅の目的地
それは四方津。
 
どこっていう方もいらっしゃるかと思いますが
中央本線の駅です。
大月よりも東京寄りですが高尾寄りは山梨よりな場所です。
 
通るたびにあれは何?
と思っていたものがあり今回初訪問します。
 
今回の旅は岡谷からスタートです。

駐輪場に捨てろと言うことか?

と言ってもただ乗っているだけで乗換もないので何の心配もいりません。
 
富士宮旅の際乗り換えた甲府ですが
中央本線はここで10分以上停車します。
 
なら、まぁいいですよね?
 

燃料投入!

さて岡谷を出てからおよそ2時間50分
漸く今回の目的地、四方津に到着しました。
 
こちらが四方津駅。

四方津駅


四方津駅は2022年に新駅舎になってしまいまして
それ以前の味のある駅舎は取り壊されてしましました。
 
ちょっと訪問が遅かった感はあります。
実物を見てみたかった。
 
駅前は絶賛工事中です。
 

駅前


と、ここでしみじみしてもしょうがないので
本来の目的に立ち返りたいと思います。
駅をでて視線を右に移せばもうそこ。
 

こちらも四方津駅?


あれこそが本日の目的地となります。
 
エレベーターもありますが階段を上っていきます。

階段です


3階までやってきました。
 
この通路の先。
これだ!
 

あの奥に


と思ったら違いました。
更に上だそうです。
 

まだ上です


そして階段の先に!
コンクリうちっぱなしの壁にCOMMORE BRIDGE
 

COMMORE BRIDGE


おー、ガラス張りでなかなか荘厳さも感じるようなたたずまい。

到着地点は見えません


目の前向かって右がエスカレーター、左が階段となっており
更にその外側左右に斜行エレベーターが各1基という配置です。
 
もうこれ見ただけで満足!
じゃなかった、エレベーター乗る目的を忘れてはいけません。
 
この斜行エレベーターは四方津駅とこの山の高台にある住宅街コモアしおつを結ぶためのものです。
すごい発想ですよね。わざわざそのためにエレベーター作っちゃうんですから。
 

エレベーター

早速乗っていきましょう。
こちらはこの上部にある住宅地と四方津駅を結ぶ橋ですので
もちろんお住まいの方の迷惑にならないようにしましょう。
 

左側にモニターがあります


エレベーター外側はガラス張りで下側をみることができます。
 

おぉ


乗ってみるとスピードは遅め
210mの距離を3分程度で移動します。
TV付きなのはやはりこのスピードのせいでしょうか。
 
さて到着。
 
お、模型がある。
全体を把握できます。

模型


分譲した会社の意気込みを感じますね。
 
到着フロアの建物を出ると目の前がスーパー。

スーパー


それ以外にも学校や病院などの施設もあるそうで
ここだけで完全に一つの街が形成されています。
 

4丁目まであるそうです


少し歩いてみるとバス停がありますね。
バスもあるのか、と思ったら平日のみでこの本数…
 

平日1本


折角なのでスーパーでお買い物。
やはり暑い中ではこちらでしょう。
 

暑い日はすっきり飲みやすいバドワイザー


さて、一杯やったら帰ります。

おしゃれ


エスカレーターも乗りたいのですがこちらは稼働時間が少なく時間的ハードルが高い。
 

運行時間


ということで帰りもエレベーターで。
 

乗り場はこちら


さて戻ってきました。
 
 
以前スカイレールに乗車した記事を書いたのですが
あちらも高台にある住宅街と駅をつなぐ乗り物ですが有料の交通機関で
1998年に開業し2024年4月で廃止となってしまいます。
有料ということはこの運賃で運営をすることを想定していたわけですが、残念ながらそれが立ちいかなくなり廃止。
 
今回の斜行エレベーターですが同様に高台の住宅街と駅をつなぐ乗り物で無料。
1991年竣工で廃止などの話は出ていないようです。
勿論これだけの設備が無料で運行できるわけではなく住民の方が費用を負担しているようです。こちらは多分強制的に徴収されるでしょうからスカイレールに比べれば収支の面では安定しているのかもしれません。
ただ今後こちらの街の発展具合によっては問題が起こる可能性も。
まぁどちらがいいのかは住んでみたことがないので私にはわかりません。
 
しかし同じように高台にある住宅街と鉄道駅をつなぐ乗り物ですがそれぞれの視点で住宅街と駅をつなげているのが面白いですね。
 
さて、そんな感じで日本一の斜行エレベーター乗車録は終了です。

四方津駅を眺める

 
おまけ
さてこのままただ引き返すのもつまらないので
立川駅でコロッケそばをすすりました。

ジャガイモの甘さがいいのです


ついでに武蔵五日市線で武蔵五日市へ。
この路線武蔵五日市の手前まで住宅街って感じの駅前なのですが武蔵五日市駅に着くと100%観光モードっていうギャップが面白かった。
 

観光地駅
両サイドのごみ箱までも一体化した西東京バス型自販機


というわけで今回の旅は晩酌のあての国技館のやきとりで締めたいと思います。
 

さめてていても美味しい国技館の


また次の旅でお会いいたしましょう。

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