スマホでクオリティの高いAIイラストを生成できるサービス【Holara】の特徴、使い方。
♦Holaraとは？
皆様は画像生成AIサービスHolaraをご存じでしょうか？
画像生成AIの中でもマイナーな部類に入るHolaraですが、マイナーなだけでイラスト生成なら使い方次第では有名サービスと同等かそれ以上のポテンシャルを持っています。
サービス開始からHolaraを使い続けている私が簡単にHolaraの魅力、使い方をお教えしたいと思います。
Holaraはイラストに強い画像生成AI
私は人物をメインで生成していますが美麗な景色、芸術性が高いイラストも生成することが出来ます。
♦モデル-使用できるモデルは8つ
AIイラストの出来のほとんどはモデルで決まる言っても過言ではない程重要です。
モデルの選択肢が増えれば増える程イラストの幅、選択肢が広がります。
先に書きますが私のおすすめは３つです。
Vibranceモデル
Aikaモデル
Tranquilityモデル
Aikaモデル おすすめ★
ローカルモデルとは少し違う学習元を使用している様でイラストの差別化が出来る。
人物、背景ともバランスが良い。
Vibranceモデル 最もおすすめ★
Aikaモデルよりイラスト解像度、プロンプト反映に優れています。
現時点で最もおすすめ出来るモデルです。
Tranquilityモデル おすすめ★
Counterfeit-3はアニメとパステル調のイラストを得意とした人気モデルでHolaraでもパステル調を強みとしたイラストを生成する事が出来ます。
Chromaモデル
GhostMixは綺麗な色彩と複雑なイラストを生成できるモデルです。
Lucidモデル
ただ完全に実写とはいかず若干イラスト化するので扱いが少し難しいモデル。
Akashaモデル
アニメ調のイラスト生成を得意としており、初期モデルながらアップデートによりクオリティーの高いイラストが生成出来ます。
Yamiモデル
光と影の描写に強く、エッチなイラスト生成を得意としています。
ただ現状、若干 不安定でクオリティーがあまり良くありません。
更なるアップデートに期待しましょう。
Furryモデル (一部の人におすすめ)
好きな人にはおすすめできます。
好きな人には…
♦超シンプルなプロンプトで高クオリティーなイラストを生成出来る。
AI画像生成にはクオリティータグ(masterpieceなど～)、ネガティブプロンプト(worst qualityなど～) というAI生成画像のクオリティーを上げるプロンプトを使用しないとまともな絵は生成出来ません。
しかしHolaraにクオリティータグは必要ありません。
Holaraのプロンプト入力画面右下の【Random】を押すとその名の通りランダムなプロンプトを自動で入力してくれます。
・ワンボタンで高クオリティーのイラストを生成出来るランダム機能
クオリティータグ、ネガティブプロンプトなしの状態でランダムで生成したイラストが↓
クオリティータグ、ネガティブプロンプトなし、更にランダム生成でこのクオリティーは凄くないですか？
AI画像生成で一番難しいのはプロンプト入力です。
英語で入力するなら尚更です、それをランダムでこれだけのクオリティーで生成出来るなら初めてAI画像生成をする人にとってはとっつきやすいと思います。
慣れてくれば自分でいろんなプロンプトを組み合わせていけば自分だけにしか作れないイラストを生成していくのも楽しいですよ。
・Holaraユーザーのプロンプトとイラストを見れる。
Holaraには他のユーザーが使用しているプロンプトをイラスト付きで見る事が出来ます。
右真ん中メニューの【Referenc】を押す
・直ぐに使用できる豊富なプロンプト集とお気に入り機能。
右のメニュー画面、💡ボタンを押すと人物の外見(髪型、髪色、目の色、服装、表情) や背景、ポーズ、カメラ位置などボタンを押すだけでプロンプトに反映する事が出来ます。
AIイラストを始めたばかりだと、どんなプロンプトを使用すればいいか分からないと思いますがこの機能があれば気軽に色んなプロンプトを試す事が出来るので良いプロンプト練習になります。
💡ボタンの横の★Favoriteは自分の生成したプロンプトを保存できる機能です。下記のリンクで詳しい使い方と私が画像付きで検証したプロンプトを配布していますのでよければ。
♦私のHolaraでの設定と使い方。
ここでは私がHolaraで実際に使ってい設定と使い方を説明します。
①size
square 主に1152×1152を使用。
Holaraで最も画質、書き込み量を最大に出来るが人物の体が若干崩壊しやすい。
半面背景などの書き込みに強い
portrite 主に768×1152を使用。
人物イラストと相性が良い、Twitterでは画像サイズの都合上最も映えるサイズ。
landscape 主に1152×768を使用
背景などと相性が良い。
②ネガティブプロンプト入力画面
③imege→imege
通称i2i 、元イラストの要素を残したまま修正したり別の要素を加える事が出来ます。
Strength値をimage側(←)にすればイラストを優先
Strength値をprompt側(→)にすればプロンプト入力側を優先
という事です。
簡単に説明しますと、プロンプトにman(男)と入力して
数値を小さくすれば元の水着お姉さんのまま
数値を大きくしたらお姉さんがお兄さんになっていくという事です。
私の検証では
40で目の色
70～80で髪色
80～90で背景
80～90で服
80～100で髪型を変化させる事が出来ました。
ただ数値を大きくすればするほど崩壊しやすいので私は20～50の範囲で使用しています。
④Advanced options 詳細設定ボタン
常に使用します。
⑤Continuous Mode 自動生成モード
使用しません。
Holaraは限られたホロジェムを使用します、なので特別な理由がない限りは節約の為に使用しません。
⑥step
デフォルトの28を使用。
⑦scal
15〜18を使用。
⑧seed
ランダムを使用。
レボタンを押して✖にするとseedを固定して同じイラストを生成する事が出来ます。
⑨Quality tags
基本的にON
OFFにした場合Holara側が設定しているクオリティータグをオフにします。
イラストが少しエッチになったりリアル寄りになったりする事が多い。
⑩Tag Accuracy
Normal / High 両方使う。
以前Holaraがアップデートした際、クオリティーが下がり大変不評となったためNormal / Highに分裂しました。
Normal アップデート前のHolaraのプロンプトでイラストを生成出来る
High アップデート後のHolara、こちらの方がプロンプトに忠実です。
⑪Random
Prompt側
image側に設定しているとRandom生成ボタンが出現します。
⑫Variations
必ずOFF
生成したイラストの左下に「Variations」というボタンがありますがこれを押すとimg2imgにこのイラストを送ることができます。
しかし気を付けたいのがVariationsをAutoにしている状態でイラスト左下の「Variations」を押すと強制的にStrength値を75に変更し2枚同時生成されます。
ですので「Variations」の項目はOFFにしています。
⑬save prompt
OFF
♦終わりに
Holaraはサービス開始からアップデートを経てどんどんクオリティーがアップしています。
また基本的にユーザーのフィードバック、意見などを反映していくれる事が多いので今後のアップデート次第では更に進化する余地が十分あると見ています。
私自身TwitterにHolaraイラストのみ投稿して1か月でフォロワーを1万人増やせた時期がありました、それだけHolaraイラストに魅力があったという事なのでしょう。
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