2018年3月3日

モウすぐ東日本大震災から7年が経つ?!
アノ瓦礫が渦巻く海の映像を見たのは?!当時派遣プログラ
マーとして働いていた立川の職場で帰宅命令が出た為、駅前
デパートの巨大壁面モニターに映し出された!この世のもの
と思いたく無い映像だった?!
暫く大勢で立ち止まる様に見た覚えが有る?!
知識として東北太平洋リアス式海岸は津波被害が多いと覚え
ていたが、想像を絶するとはこの映像だった?!
私は穏やかな【海】瀬戸内海を愛する【平和】な人間に過ぎ
無い?!?

2017年3月15日、初稿

 私は、海辺に育った。しかしながら、今は東京は三多摩地
区と言われる。海なし県と同じ様な処に住んで暫く『海』を
見て無い。
実家の自室から、堤防越しに船のマストが動くのが見えた。
小豆島と岡山港とを往復するフェリーボートだった。小豆島
は、私にとってリゾートアイランドだ。夏休みには海水浴に
良く行ったものだ。最もその頃水質は最悪で常に赤潮が出て
いたが、瀬戸内海は懐かしく思うのだ。
更に『小豆島と岡山港』の航路で有る。私の最寄りの海は、
超波の静かな児島湾で有る。完全に闘病生活として籠る直前
海が見たい欲求で鎌倉に遊んだ
天気中継で良く見かける江の島を目指して江ノ電で出かけ
た。思った依り海が荒れていると思ったが、どうやら平常な
状態らしい。太平洋に直結する相模湾は、児島湾とは比べ物
に成ら無い位波が高いのだ。身体が元気でも湘南の海では、
波が怖くて泳げ無いと感じた。
児島湾は、自然では殆ど波が立た無い、波は、大型船が通過
する時だけ発生するのだ。東京に来る前は関西に住んでいた
ので琵琶湖にも良く足を運んだが、琵琶湖の方が児島湾依り
波が高い。

 『ださい』と言う言葉が有る。広辞苑では、
『野暮ったい、洗練されていない意を表す俗語』と有る。
東京に来る前も普通に使用していたが、首都圏ローカルの
TV番組等で正体が分かった。
『だって埼玉、千葉、茨城だ物』
『ダッテサイタマ、チバ、イバラギダモノ』
 *  **
の略だそうだ。関西に長らく生活した物には、理解でき無か
った件で有る。一寸考え方を変え、関西に置き換えた。
大阪を東京と置き換えると関西人には解り易く成る。奈良が
埼玉なのだ。都市隣接県で『海』が無いのが、重要な特徴で
有る。社会人として奈良に就職した私は、奈良県民が、
『海』を見て異常にテンションが上がるのを呆れて見てい
た。埼玉も奈良と同じように掘ったら古代遺跡(古墳・
貝塚)が出るらしい。
因みに神奈川県は、神戸の有る兵庫県と京都府を合わせた
パワーが有るので『ださい』対象には成ら無い。千葉県は、
和歌山県と似ている。どちらも醤油が名産品で有る。醤油の
製法が黒潮に乗って紀州から房総へ流れたので有る。
大阪の南部で良く死者が出るダンジリ祭りで有名な岸和田を
地の者は『きしわら』と『だ』行と『ら』行の発音が混ざり
泉南・紀州なまりと揶揄される。
岸和田から南を和歌山として区別されるのだ。茨木県は、
海が有るので海に似た物が有る滋賀県に準えられる。滋賀は
京都・大阪への通勤圏でベッドタウンとしてる。茨木も東京
へのベッドタウンだが、どちらも都市では住居を隠してい
る。
関西人は、大阪茨木市(いばらぎし)が有るので『ぎ』と
濁音で発音するが『き』と濁ら無いそうだ。どうでも良い事
だが、それを気にする茨城県民だから『魅力度最下位県』な
のだと思う。では、群馬・栃木両県は何だろうと考えて見
た。
『だって埼玉、千葉、茨城だ物』と『ださい』の語源にも成
ら無い県で有る。関西では何処だろうと考えて見た。
岐阜県が浮かんだが、岐阜は近畿では無い中部地方で名古屋
のベッドタウンで有る。性格は少し異なる、同じ様に海無し
県で有るが、信長の本拠地として天下布武の中心で有ったし
合掌造り屋根の白川郷が有り、最近では『君の名は』の聖地
で有る。そうか、同じく世界遺産の日光や豊岡製糸工場が有
るので思いついたのだろう。茨城県と同じく群馬県や栃木県
は、『魅力度最下位』争いの常連で有る。矢張り、海が無い
事が大きいのか、今回のタイトル『海』とは乖離したが、
故郷の岡山県は東日本では何処に対応するかと考えたら、
『(静岡+山梨-富士山)÷2』と言う式で表すのが適当だ
と思う。ハイスペック都市として大阪・京都付近で高級果物
産地だからとの理由だ。東のハイスペック都市東京は大阪+
京都依りも強力過ぎるが位置的に東の神奈川と三多摩を挟ん
で静岡山梨が存在し、ライバル視する愛知県が西隣に有る。
同じ様に兵庫を挟んで西隣にライバルの広島が有るのでコウ
考えたのだ。
ライバルの広島と言っても岡山には多分に引け目が有るの
だ。カープ球団の存在だ。今の調子の良い前の『赤ヘル軍団
』と呼ばれた第一次カープブームの時、それまでは、
『虎ファン』の岡山の商店街が一気に『赤ヘルファン』に
節操も無く成っていた記憶が有る。情けないと思う。勿論、
カープが弱く元に戻れば虎ファンに戻ったので有るが、恐ら
く節操も無く『カープ女子』が増殖しているだろう。
『カープ女子』は嫌いでは無い。理由は、カープ女子の代表
『中条かな子』本名『緒方かな子』のグラドル時のファンだ
からで有る。唐突に野球選手と結婚した時は落胆したが彼女
が幸運の女神で有ったことは間違い無い。監督夫人として
リーグ優勝を引き寄せたと信じている。我がピンクセンサー
は彼女の女神性を感じていたのだ。
少しだけ海に戻るか、最近の話題のアニメ映画『ひるね姫』
の舞台は情報番組では『倉敷』と言っていたが、岡山出身者
としては、『児島』と予告編で推測する。児島市は倉敷市に
吸収合併された瀬戸大橋のたもとの土地で有る。
今度は関東の『海』の話をしよう。関東で海と言うと多くの
人が『湘南』だと言う。西日本で育った私には違和感が有
る。元々、現在の中国の湖南省を流れる湘江の南部の事で有
り景勝地『湘南』を真似て鎌倉禅宗が湘南と名付けた勿論、
相模の国の南部なので『相南』から湘南とダジャレでも有
る。
20世紀の終わり頃から、大陸中国の政治的・経済的台頭や
物真似、更に言えばパクリ大国と嫌悪する嫌中派の声が大き
いのに何故か、中国の湘南をパクった鎌倉を中心とする湘南
を関東の格好良い『海』とするのは恥ずかしいと思うのだが
湘南をカッコヨクしたのは、石原慎太郎元都知事の小説
『太陽の季節』とそれを映画化した時、日本一の映画スター
石原裕次郎と石原兄弟が持て囃されたからだ。その後、
若大将加山雄三・・・サザンオールスターズ・湘南乃風と
スター的な物を輩出して来て嫌中感覚を上回って居るからな
のだろう。日本人の『嫌中感』とはこんな物なのだろうと思
う。
しかしながら、私は出自から『静かな海』が好きだ。東京湾
程度で十分なのだ。意外と綺麗な水質だと思う。闘病生活に
入る前、測量会社の補助員のバイトで天王洲当たりをウロウ
ロ測量していて東京湾も綺麗だと感じた。

文末

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