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尊富士と大の里

大相撲は今日中日を迎えます。
昨日までを終わり全勝が新入幕の尊富士
1敗が先場所新入幕の大の里、2敗で大関豊昇龍、大関貴景勝、大関琴ノ若含め11人が追う展開になっています。

新入幕の勢いが止まりません。今日も湘南乃海にほぼ相撲を取らせずに完勝でした。相撲に迷いが見られません。また基本下から押し上げていくスタイルですが差してしまっても常に攻めているので直ぐに廻しを取って寄り切ると言った力強くも状況判断が速い相撲を取っています。新入幕で7日目を終わって単独トップに立つのは33年前の平成3年九州場所の貴ノ浪以来です。このまま行けば三役との対戦が組まれる事が予想されます。三役陣にも今の相撲がどれくらい通用するか注目です。

大の里は昨日阿武咲に敗れたものの1敗と初めての幕内5枚目以内でも堂々とした相撲を取り勝ち星を積み重ねています。やや腰高で脇が甘いようにも感じます。その点は修正して行かなければいけないと思いますが、立ち会いの強さ体格を活かしてどんどん攻めて行く相撲は非常に魅力的なので今はあまり深く考えすぎず(あまり考えすぎると相撲が小さくなってしまうような気がするので)に相撲を取ってほしいと思います。

上位陣が意地をみせるのか、ベテランや若手が旋風を巻き起こすのかこれからの展開も非常に楽しみです。

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