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横綱琴櫻

第53代横綱琴櫻 
通算成績 723勝428敗77休
幕内成績 553勝345敗77休
大関成績 287勝159敗34休(優勝4回)
横綱成績 66勝34敗20休(優勝1回)
幕内最高優勝5回
幕内在位66場所(番付上では)
大関在位32場所(武蔵丸と並び歴代1位タイの在位数)
横綱在位9場所(番付上では)


猛牛という愛称があるように
強烈なぶちかましや突き押し、喉輪で相手を一気に攻め立てるような相撲が持ち味で、横綱昇進を決めた昭和48年初場所千秋楽の横綱北の富士戦はその象徴のような内容だったと思います。

元々四つ相撲でしたが昭和39年初場所中の取り組みで足首を骨折した事がきっかけで徹底した突き押し相撲を磨き上げ横綱まで昇進しました。

引退後は白玉→佐渡ケ嶽代理を経て佐渡ケ嶽を襲名して部屋を継承。琴風そして定年前に琴欧洲を大関に育てあげ(琴欧洲は定年後翌場所に大関昇進)後に義理の息子となる琴ノ若や後に大関に昇進する琴光喜や琴奨菊など22名の関取を育てました。

テレビでしかその指導を見た事がありませんが
厳しいながらもその中に優しさや温かみがあり常に弟子の事を考えて指導されている方と思いました。
またとても笑顔が素敵な方でした。

個人的に印象に残っている言葉があります。それは

『半端な気持ちじゃダメだよ。なんでも徹底してやらなきゃ』
↑※そのような感じ内容だったと思います

この言葉は今でも心の中に残っています。
私はその言葉を聞いて、それを意識して活動(趣味や仕事など)するよう心がけるようになりました。それまで何をするにも中途半端だった自分を律する事ができるようになりました。

琴櫻の四股名は孫に受け継がれた

琴櫻定年から約18年半が経ちます。
孫である琴ノ若(2代)が大関に昇進しました。
生前琴櫻さんは孫の2代目琴ノ若に大関に昇進したら琴櫻を襲名してもいいぞと伝えていたそうです

見事に大関昇進を果たして夏場所に琴櫻を襲名予定です。今後は初優勝と初代琴櫻と同じ横綱を目指してより一層の活躍に期待しています。


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