見出し画像

大相撲春場所は終盤戦へ(展望)

大相撲春場所は今日11日目から終盤戦を迎えます。
先場所優勝の横綱照ノ富士が7日目から休場、先場所綱取りで11勝を挙げ、場所前は優勝候補だった霧島が絶不調で後一つ負けると負け越しというあまり予想できなかった展開で進んできた大相撲春場所

ここまで優勝争いを引っ張ってきたのが新入幕の尊富士と大の里。昨日両者直接対決が行われ尊富士が大の里を破り後続に星2つの差で先頭に立っています。

新大関琴ノ若と大の里が2敗、大関豊昇龍、大関貴景勝を含め6人が3敗で追う展開です。 

尊富士は今日新大関琴ノ若と対戦
優勝争いの先頭という観点などから14日目までは割を崩してでも関脇以上との割が組まれると思われます。

個人的には110年ぶりの新入幕優勝という歴史的な瞬間を期待していますが、優勝争いは3敗か4敗まで下がると思います。

理由は前述した通り今日以降の対戦相手が三役以上、もしくは状況によりますが現在3敗高安、御嶽海と言った元大関の実力者と組まれる可能性が高い点、後続が2敗なので星の潰し合いになる可能性がある点、また新入幕なので当然終盤までの優勝争いの経験がないので普段通りの相撲が取れるか等といった点です。

ただ未だに尊富士の相撲に対戦力士が対応できていない印象です。琴ノ若が大関の意地と番付の重みを示す事ができるか注目してます。もし今日琴ノ若を破ることがあれば安定感とスピードがある相撲に拍車がかかり勢いそのままにいく可能性は十分あります。

新入幕尊富士が110年ぶりの新入幕優勝に向けて邁進するのか。それとも大関を筆頭に他の力士が意地を見せるのか終盤戦非常に楽しみです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?