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朝乃山

大相撲春場所で14日目に勝てば優勝の尊富士
その前に立ち塞がったのは元大関の朝乃山でした。

立ち会いで右を差して尊富士を組み止めると尊富士に反撃を許さず一気の寄りで勝負をつけた相撲はこれぞ朝乃山という内容でした。

去年の秋場所には千秋楽勝てば優勝の熱海富士に元大関の意地を見せ熱海富士の壁となっていました。もしかしたら初優勝を目指す力士にとっては越えなくてはならない山なのかも知れません。

しかし春場所通しての成績は勝ち越しはしましたが9勝6敗と二桁には届きませんでした。朝乃山の実力から言って9勝という数字は物足りなさを感じてしまいます。朝乃山は既に右四つという自分の型を持っています。しかし今場所も何番か体勢不十分で攻め急いで墓穴を掘る詰めの甘さや同じ右四つ得意の力士に対して左上手が取れないと脆い部分があるように感じます。

大関復帰を目指すのであればこう言った点は直すというより注意していかなければいけないのと、もう2勝以上の上積みをどう積み重ねるかが重要だと思います。(大関昇進の目安が3場所33勝で1場所平均11勝が必要なので)

最近は怪我で途中休場や途中出場が多かったですが今場所は無事に皆勤となりました。怪我は大関復帰の障害になるので怪我には十分に気をつけてほしいと思います。

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