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大相撲夏場所の見どころ

12日から大相撲夏場所が始まります。
ここで個人的に思う夏場所の見どころを紹介したいと思います

先場所新大関の琴ノ若は今場所から祖父が名乗っていた琴櫻の四股名を継承しました。琴櫻の四股名が1974年名古屋場所以来約50年ぶりに復活しました。今場所は祖父の番付に並ぶための足固め、そして悲願の初優勝に向けての場所となります。


先場所首の故障から5勝10敗と負け越した大関霧島は角番の場所となります。場所前も首と左肩の状態がよくないというニュースもあり心配でしたが、今日の時津風一門の連合稽古に参加し関脇若元春、前頭筆頭の大栄翔らと25番取って23勝2敗でした。首、左肩の状態は上向きのようです。
状態が万全であれば優勝候補に挙がってくるのでこのまま仕上げて本場所に挑んでほしいと思います。


今場所の一番の注目は所要6場所で三役に昇進した大の里です。
今日の佐渡ケ嶽部屋での出稽古では大関琴櫻8番取って6勝2敗でした
今場所は上位総当たりの地位にになります。大の里は四つでも相撲が取れますが、持ち前の体格と馬力を生かした突き押し相撲が魅力的です。まだ立ち合いが甘く腰高ではありますが、あの体格でいっぺんに攻める相撲は相手にとって脅威的だと思います。この相撲が上位にどこまで通用するか注目しています。


先場所110年ぶりの新入幕優勝を飾った尊富士は先場所痛めた右足の状態次第では休場する可能性が高いですが、今後のことを考えいまは無理せず治療に専念してほしいというのが個人的な思いです。


今場所3年ぶりに三役に復帰した朝乃山ですが巡業中に右ひざを負傷してしまいました。今日から四股を踏む稽古を再開したとの事ですが強行出場するのは得策ではないと思うのでしっかり治すこと優先してほしいと思います。


最後に夏場所4連覇のかかる横綱照ノ富士ですが横綱審議委員会稽古総見では左脇腹の痛みで参加を回避しており夏場所出場に向けては右脇腹の回復次第になるのではないかと思いますが怪我の状態と夏場所までの時間と稽古量を考えると正直出場は難しいのではないかと思います。けがの状態が良ければ他の力士との力の差まだまだあると思いますが、古傷の膝の故障に加え腰、今回は脇腹と満身創痍の土俵が続いていますが横綱が後悔しない選択をして頂きたいのと、目標としている2桁優勝に向けてもう一花咲かせてほしいと思います。

紹介は以上となります。
夏場所を迎えるのが今から楽しみです。

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