見出し画像

大好きだよ


#創作絵本ストーリー


目が覚めてカーテンを思いっきり開けた。

お日様がとっても眩しくて。

僕は一瞬、目を閉じた。

ハント、何?眩しいの?大丈夫だよ。おいで。

ジュンは、僕の1番の友達。

ジュンは僕をひょいと抱き上げた。

ハント見てごらん、今日はいい天気だよ。

お散歩に行こうね。

そう、僕はジュンと一緒に暮らしてる犬。

ジュンは1人暮らしを始めたばかりの新社会人。

ジュンが休みの日は1日思いきり遊んでもらう。

ジュンの笑顔を見るのがぼくは大好きなんだ。

ある日、ジュンは落ち込んで帰って来た。

会社で嫌なことあったみたいだった。

ぼくは、ジュンの話をずーっと聞いて、ただ、ただ、傍から離れない。
それしか出来なかった。

ハント、いつもありがとう。
僕はハントがいてくれるお陰でなんとかやってけてる。
ハント、これからもよろしくね。

ジュンはいつもそう言って、僕を撫でてくれる。

ジュンは僕だけには全部話してくれる。嫌な事は全部吐き出して。
ジュン大丈夫だよ。
僕は誰にも言わないから!約束できるよ!

僕はジュンの心の中分かるから。
まだ本当に元気になってないなって時は。
いつも僕はふざけて、自分のしっぽで遊んでみたり、でんぐり返りして見せたり。

ジュンが思いっきり笑えるように頑張るんだ。

ジュンが心から元気になったのが分かると、僕は安心して眠る事ができる。

こんな事しかできないけど、僕はずーっとジュンの味方だよ。

今日のジュンは明るい!元気になったんだね!

僕の大切な友達!
ううん、家族なんだ!

ジュン、これからもよろしくね!
大好きだよ!!

        おしまい

本当はペットの命の大切さとして書こうと思ってたんですが。すでに過去の記事に書いてたという記憶のなさ😅なので、ペットは飼い主が思ってる以上に敏感に飼い主の感情を感じとって癒してくれてる感じで書いてみました。

↓↓以前書いた記事です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?