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我儘者が我儘者と気づくときに我儘が滅ぶ

10年ほど前から
町の様子が変わってきて気づいたときには
あれ?あそこは以前人形焼を焼いて売ってた店だったのに、豆腐だって作りたてを買えたのにと…世の流れとはいえ
いまでは駐車場かタワマンへと
風情とは無縁の有り様になってしまった。
そしてシャッター街という寂しすぎる名称までつけられて…それでもその町が好きならば
そのままに出来ないのが心情で、、
どぉしたら居心地よい町になるのかと
お節介者たちと、ゆるくゆるくまちづくりという名のもとに行動をはじめた。
それは
3.11からの教訓でもあったように思うが
失ってから分かることって頭ではなくて
心の奥底にある大切な記憶と共にあるのだ。
そんな油断すると消えて無くなりそうな
思いを抱えながらの月日は流れた。
不思議と誰もやらなかったことを
楽しそうに始めると人は自然と集まって来て
以前からあったような勢いとなった。だが
虎の威を借りる的な人が増えだしたのは
予想していなかった…別にノルマを与えてる訳でもないのに…ないからそうなるのか?
簡単に他人の発想を自分のものとしてしまうことには今でも後味わるさがある。
しかし
人が集まるということは
だいたいそういうことなのだと知ったことの方が後々意味を持つこととなる。
そんな言い訳を心に秘めて時はすぎた。

時が過ぎるということは
歳を取ることと比例してて
気がつけば次の世代の若者たちが
待ちくたびれたように出現しだした!
まっとうな学びを携えているから
見据えてる方向にブレはない。
もうこれは手をはなれたなぁー
こうして繋がって行くことを実感するなんて奇跡としか言いようがない。

あらためて
己の行いに懺悔するばかり。

きょうのトピックス
徒歩1分のところにカフェが新装オープン!
店主が、ピザとジンジャーエールのオーダーを懐かしんでくれたのは同世代しか分からないのに、、なぜか嬉しかった。

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