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梅の香り

きょうは体のメンテナンス日

あたたかい冬なので植物たちもどうして良いものかと思案しているはず‥2月が梅の季節となるけれど、もう今月中には咲きだすのではとないかと思って数年ぶりに小石川後楽園へ行ってみた。水戸光圀公(水戸黄門)が作った庭である。徳川御三家のひとつだから
膨大な広さで箇所箇所を全部見るにはけっこうな時間がかかる。この時期はまだ松の内なので草木は出番を待っている状態でちょっと寂しい感じもするが、庭園を入ってすぐに
もうちょっと待ってね!と枝垂れ桜がむかえてくれる。毎年万民に感動をあたえてくれる
人気ナンバーワン!!なのだが、、行きたい場所は決まっていてそのまま桜を通り抜けて
梅林へ。梅の香という位だから何とも言われぬ香りが癒しとなる。まだまだ寒い北風とともに香りだすのだから根性あるなぁといつも感じていて、庭園まで入るまえの石塀越しか誘うように香りだすので、なんとも色っぽくて虜になってしまった。。梅見というよりは
香りを嗅ぎに行くのである。それも目の前には娯楽の殿堂東京ドームが鎮座しているという対比もおもしろい。梅林には紅白の早咲き梅が芽吹きだしてはいたが、香りは育ってはいなかった…

うしろの白いのが東京ドームの頭 手前が出番まちの枝垂れ桜


紅梅
白梅

帰りがけ
アマチュア風のカメラマンが数名おなじとこで固まってシャッターを押していた。何を撮っているのだろうと目線の先をみると松を撮っていた。あらためてそのあたりを通ると
松原という名称で光圀公が植えたと言われる
松がたくさん植わっていて、、そうかお正月風景を撮っていたわけだ。ちかくには、
成人式をむかえた振り袖姿のお嬢様がご家族らしい人に写真をとってもらっている。
「おめでとうございます!」と声をお掛けしたが、お返事なくキョトン??としている。
そういうこともある…
足元がおぼつかなくなって、下ばかり見ていたら石橋の石がまことにすばらしいのが多くて驚いてしまった!!老いることもまた新しい発見があるものである。

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