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染め直し

ありがたいことに
近くに染め屋さんがある。
アトリエが一緒になっていて、
毎月ごとにワークショップを続けて下さっているので、、
どこかのカルチャーセンターへ行かなくても
自分のタイミング良い時に参加出来るのが嬉しい。ベンガラ染めで環境にも配慮していて
ここ数年前からは、アトリエ前に育てている
植物を使って染めている。また、近くの
石神井川沿いに植えている桜を使ったりして
地元ならではの作品に仕上げたことは、
興味深かった。もっとPRできて定着していけばと勝手に思ってるが、、そういう路線に乗るのもどうなんだろう…とも‥
芸術として鑑賞できる作品を提供して下さってるので、商品化とは相容れないようにも
感じるので、なんとも悩ましいおもいもある。だからこそ地元密着を意識してのワークショップを
続けていることが大切で、色々惑わされない時間でもあるだろう。
きょうは、
「染め直しをするものが有ったらお持ちください」とのこと。疲れきった夏物のくたびれ感…衣替えででてきた忘れられたような染み染みのエプロン…以前では断捨離を名目に
捨てるが前提にあったが、、待て!待て!
となった。そうか…もうコロナ前ではないのだな、、4年の間に学んだことは忘れてはいけない。そういう声掛けをしてもらわなければ同じことをしていたはずだから。
そしてふと、、染めを直すという言葉が
妙に心にとまった、クタクタヨレヨレになっても手をかければ修復できるのだな。
それは今の社会でもあるし、人の生き方にも通じるのではないのか、、、
そんなことを気持ちが通じる知人へ
話したら、「そして土に帰るんだよね」
ストンと溜飲をさげた。




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