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自分はナニモノ?!

結婚をしてから
というか結納を交わした頃から
お互いがお互いの役割を果たさなければならないことに縛られだして、、良い夫、良い妻を演じることに何の疑いもせずに過ごしていた時期もあった。右肩上がりの時代を経験してるので、旦那さんは企業戦士と言われて
ほとんど家にいないので、奥さんはひとりで子育てして家庭を守るということが普通だった。旦那さんが休みで家にいても家事などの手伝いせずにゴロゴロしてるので…「亭主元気で留守がいい」というキャッチコピーなども流行っていたりしていた。
リタイアしてからも、そんな役を演じ続けていてることが不思議でならないのは知らず知らずのうちに自分をそのように飼い慣らしていた訳で(どっかで聴いたような歌詞であるが…)
誰誰さんの旦那さんとか、誰誰さんの奥さんとかで紹介したりされたりとかすることに
一瞬変だなぁ~とおもっても、、それしか表現されない自分の狭さもまた感じるわけである。肩書きが気になる方ではないので、何かを引っ張り出して名刺を作る必要もない。
なのだが、、、
自分を語らなければならない時には
いったいなにをいえばいいの?ということになる。この10年近くは「普通の主婦です」
と名乗っている。あとにも先にもこれしかないし、かなり逃げた言い方をしている。
今はもう主婦してないので、
「元普通の主婦です」になるだろうか。。
性格上さいごまで、自分の役を降りることはないだろうしずっと探しつづけるということに終始するのだろうか。

きょうは
夏越の祓には行かないだろうから
近くの和菓子屋さんの水無月を
同僚たちといただく。邪気やらは食べて追い出す作戦!!

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