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「なぜ生きるか」

会うは別れのはじまり。

バービー人形をご存知だろうか?
アメリカで発売されてから65歳になったバービー!!アメリカとは違って日本人受けしなくてリカちゃん人形に人気を奪われてしまい
早々とオモチャ箱からいなくなってしまった。なのだが、、私の遠い記憶の中では
近所に住むひとりっ子の女の子の家にバービーは確かにいた。北海道の片田舎の公営住宅が並んでいる住まいで豪邸のお家ではないのに…今になってどうも気になってしまう。
小学校まえで、遊び放題のときを過ごしていたから(日が暮れるまで外遊びタイプ)どこかのお家で新しいオモチャがあると聞けば
いち早くお邪魔するという日々。。バービーのお家はお向かいさんで近かったから情報もはやい!ひとり娘ちゃんは優しい子だったので
それを良いことに横取りしたりしていたとおもう…だがバービーは大人の女の人でアイメイクが濃くて可愛くないのである。ミルク飲み人形の目パチクリで育ったので宇宙人のようにもかんじていた。着せかえ人形なので
お洋服は50〜60年代のファッションで興味深かったのだが何故か愛せなかった…そして
そのひとり娘ちゃんはどのようにして手に入れることができたのか??おじいちゃん家が裕福だったのか、、またそのお家はTVを1番早く購入したりしていたからきっとお金持ちだったのだ。。その頃はまだ「きいちのぬりえ」がお気に入りで、ぬりえを切り抜いて
着せかえ人形を作って遊ぶのが主だったから
子供の満足度は与えられるだけでは無い自由さが大きいのではないだろうか。。今でも
身に染み入ってるようなぬりえの感覚が残っていて、、きいちのぬりえの女の子はどれもこれもが可愛かった。あの時が頂点で一生分塗り尽くしていたのかもしれない。。思えば
それ以降は一回目の東京オリンピック開催と右肩上がり経済へ走り出す日本になって
中流家庭を根性で頑張れば手に入れられるようになったしオモチャも進化していった。
お人形は、中学生まえには卒業していたが
その頃にはぬいぐるみが登場し始めた。
バービーとは正反対の今でいうフワフワモフモフ感触、、ますます縁遠くなっていく
バービー…古い記憶とともにどうしても気になってしようがないでいる。




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