ばかやろーの日
オレンジジュース派?リンゴジュース派?
知らないことは
たくさんあって、一生知らないままに終わってしまう事の方が多いようにおもう。
家には段飾りでも五人囃子ぐらいまでしかなかったし特に気にもしていなかったので、、
お雛様を守る家来もいたように思うけれど
1番は鍾馗様がデンといたものだからそちらに関心がいっていた。(五月人形の)
今ごろになって
男雛女雛を守るのは「随身」右大臣と左大臣
その下には「仕丁」笑い顔の3人衆
ちゃんとうやうやしいお名前がついていることを知る。知ることが出来て本当に良かった!
右大臣、左大臣などは 歌舞伎演目の菅原伝授手習鑑、菅原道真公を知ってから意識するようになったので、現在放映の大河ドラマは
ドンピシャである。権力争いが日常の時代であれば段飾りの意味も深みが帯びてくる。
子供の頃は、
お人形が身につけているものに興味深々だったので、親に怒られながらも女雛さんの扇子やら冠やらを取ったりして遊んでいた。あの
白面の顔も子供ごころには冷たく感じていて
さらには人毛(昔はそうらしい)だって気味悪いとしか言いようがなかった…夜は魂を持っていかれるような気配すらしていたし。
女の子三人となれば必ず段飾りのお家が多かったけれども、現在は親王飾りだけだろうからますます総勢雛をみる機会もなくなっている。。飾るところがあればコレクションするのも悪くはないかもしれない。もうとうに
老い支度の際中なのに心だけは誘われてしまう。そんな数えられない年月を経てもなお
雛たちとの年に一度の再会に心躍るのは
女としての特権とあえて言っておこう。
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