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花を贈る。

雨に憩う1日となりました☔

立て続けに
福島原発のその後を追ったドキュメンタリーをみました。被ばく牛を最後まで生かせて看取るということを続けている人、原発で置き去りにされた犬や猫に餌を食べさせて、放置されていた土地を根気よく耕し直して米を作る人。。どちらも何かに頼ることなく自分の生き方を貫こうとしていました。原発前までは普通に営まれていたことが瞬時に失われてしまったのですから途方にくれていたことでしょう。それでも自分を捨ててまでも生活の糧としてきた牛の命を守りたいと思う気持ちで暮らすことを決めたのです。それは自然なことではあるけれど、誰もができる事では無いと思います。そして見たくないものに蓋をするような国の有り方が時間の経過とともに
私達をも巻き込んでいるのが現実です。勇気ある人たちに共通するのは、自分の身を削ってでもやり遂げようとする気持ちです。そして自分自身に置き換えてみて何かのために同じことが出来るのかと問うても直ぐには答えられません…ただ長く生きてきた分非常な事態が起きたときは子どもや若い人を優先にと思ってはいます。そういう事態が無いことを
望みたいですが、、そういう時代ではないことも現実です…本当にそう感じています。
自己犠牲といえは簡単ですが、人間の奢りと
過ちを大罪と受け止めることが今の私達に求められているのですから、絶対目を背けてはいけないと心底おもっています。


祖母へ、母へ。




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