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6月26日の日経平均先物のテクニカル分析

みなさん、ごきげんよう。今週末、週足が完成しましたので、日経平均の週刊テクニカル分析を始めていこうと思います。

週刊なので、週足は毎回、ローソク足が一本ずつ増えているだけなのですが、今回は下髭を付けた大きな陽線でしたね。週半ばまで下がっていたのに週末に大きく上げました。波動の高値が切り下がり、安値も未だに切り上がっている、中間波動のままですね。

ついでなので、波動の話を入れておこうと思いますが、波動には大きく分けて3つあります。高値、安値共に切り上がる上昇波動高値、安値が共に切り下がる下降波動。そして、高値が切り上がっても、安値も切り上がったり、高値が切り下がっても、安値が切り上がったりする、保ち合いの波動である中間波動です。この週足は、綺麗に先がとんがってくる三角保ち合い中間波動ですね。

中間波動は上がったり下がったりランダムで動きがわかりにくく、綺麗なレンジを作ることもあれば、あっちこっち飛ぶ場合も多いので、トレードには向きません。しかし、中間波動はそれが長ければ長いほど、中間波動が終われば、大きな上昇波動か下降波動に移行することになります。なので、中間波動の観察は非常に重要です。

日足は安値、高値共に切り上がっていたのですが、200日移動平均線を超えてから、大きく下がって、安値が切り下がってしまいました。少なくとも上昇波動が終わったように思えます。

ただ、赤丸で囲っているところを見ると、5日移動平均線がWの形になっています。これは、5日線のダブルボトムという、私も結構重視している、買いシグナルのひとつです。上昇波動の形が壊れていますので、大きく上がるかはわからないのですが、一応、買いシグナルが点灯しましたので、私は日経平均は売りのポジションだったのを半分損切りして買いポジションに途転したいと思います。全ポジションを決済しないのは、まだ週足、日足ともに、移動平均線が逆パーフェクトオーダーが崩れてはいないので、下げ相場の中の一時的な上げと判断しているからです。もちろん、このままどんどん上げ続け、また上昇のパーフェクトオーダーになれば、売りを切って買いを増やす作業をしていきます。

私のようなテクニカルトレーダーは、粛々と買い売りシグナルに従って、ポジションをとっていくだけです。迷いなく損切りします。トータルで勝てばいいと自分に言い聞かせましょう。

おまけ

おまけです。今、なぜ、株が上がっているかといえば、イギリスのヘッジファンド(ブルーベイ・アセット・マネジメント)と日銀さんが喧嘩しております。ヘッジファンドさんが、日本の10年物国債を大量に空売りし、日銀さんが買い戻すということを毎日繰り広げております。1週間11兆近くの異次元の金融緩和が行われているということになります😅
そら、株も上がるわな😅


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