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6月12日の日経平均先物のテクニカル分析

みなさん、ごきげんよう。週末になって週足が完成しましたので、今日も週刊テクニカル分析を始めて行きましょう。

日経平均先物のCFDの週足チャートです。3週前の下髭陽線から徐々に上げ続け、日足で28000円の節目を超えていよいよ、下降トレンド終了して上昇トレンドに転じるかと思われましたが、週足を見ると、28000円を超えたところから、上髭陰線になって、節目の28000円を下回って週を終えました。

これはかなりテクニカル的には大きいです。さらに前の高値に届かずに上髭陰線になったことから、以前、週足では、30000円ちょっと過ぎたところから高値が切り下がっています。

そして、一目見てすぐにわかる通り、3本の移動平均線が集中して、20週線と40週線が横ばっています。これは、またもみ合い相場に戻るか、上か下に大きく保合離れを起こすかどっちかですね。このまま、上がれば上に保合離れするかと思われましたが、これで下に保合離れする可能性も出てきましたね。みなさん、まだわかりませんが、そろそろ、大きく動く時期にはなってきているので、ご注意ください。

日足チャートですが、これも結構特徴的ですね。安値、高値が切りあがり、200日移動平均線を超え、28000円の節目を超えて上がり、このまま上昇に転じるかと思われていましたが、このチャートで一番左に写っている、高値に届くことなく、大きく下がり、地味に、28000円を下回り、200日移動平均線も下抜けてしまいました。

もちろん、このまま、下げトレンドになるかどうかはわかりません。このまま、下げが浅くて、上がれば、次は大きな上昇トレンドを描くことになるかもしれません。ただ、結構、3月の高値付近に跳ね返って大きく下がり、節目を下回る下げになっているので、大きく下がる可能性も否定できないので注意は必要ですよね。

そのうえで、他国の主要インデックスを見ると、上海や香港を除けば、結構、近頃、横ばいからの下落という、大きな下落トレンドになりそうなチャート形状をどの国の主要インデックスもしているのですね。

ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、インドくらいのチャートしかみていないので、マイナーな国のチャートがどうなっているのかわからないですが、世界全体で大きく下げるようなことになれば、日本も無傷ではいられないと思うので、とりあえず、今後暴落もありうるということを心のどこかに留めておけば、本当にそうなったときに素早い決断をくだせると思うので、油断だけはないようにしておきましょう。知らんけど。

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