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テクニカルトレード 超入門4 私が使っている手法

それでは、今回は私が実際に使っていて、少なくとも今のところプラスの成果を出している手法をお伝えしましょう。

私が使っている手法は、結構有名なのでご存知の方もいると思いますが、相場流と呼ばれる、ローソク足移動平均線を使ってテクニカル手法です。ここでは詳しい説明はあまりしません。ざっくりとだけ解説させていただいて、その相場流を学べる書籍の紹介しますので、そちらで興味のある方は勉強してください。

相場流トレード手法とは

相場流トレード手法は、相場師朗さんが作った、ローソク足と移動平均線を3~5本使った比較的シンプルな手法です。シンプルだけど奥が深いです。

ローソク足の陰陽位置本数、そして移動平均線の順番や傾きなどを分析しながら的確に買うタイミング、空売りするタイミング、手仕舞いするタイミングなどを丁寧に説明してくれています。

私も、いろいろなテクニカル分析の本を読んできましたが、手仕舞いのタイミングをここまできっちり説明してくれている手法はなかなかなかったです。実は、買うタイミング、売るタイミングを説明してくれている本は山ほどあるのですが、手仕舞いのタイミングはなんとなくぼやかされているのがほとんどです。しかし、手仕舞いのタイミングが一番重要だと考えています。みなさんも早く切りすぎた。長く持ちすぎたなどの経験があると思います。その点、手仕舞いするタイミングを勉強できるのはこの手法の重要な点かもしれません。

相場流といえばうねり取りという印象だけど

相場流をご存知の方の印象といえば、うねり取りの印象が強いかもしれません。うねり取りとは、買い玉、売り玉を両建てしながら、相場のうねりを利用して、買い玉を多くしたり、売り玉を多くしたりして、長期にわたって売買を続ける手法です。相場師朗さんといえばうねり取りというのは間違いではありません。しかし、相場流は、うねり取りだけじゃなく、ショットガンと呼ばれる両建てしない短期手法や、ショートトレードと呼ばれる、あるポイントだけ両建てでしのいで、ショットガンより少し長めのトレードを行う手法もあります。

移動平均線使いの基本

相場流でも小次郎講師流のトレードでも、移動平均線使いの基本はパーフェクトオーダーと言っても過言ではないでしょう。

パーフェクトオーダーとは、三本以上の移動平均線を並べて、上から短期、中期、長期の順番で右肩上がりの時をいいます。この時は、安定して価格が上がっている状態を表します。

反対に逆パーフェクトオーダーとは、三本以上の移動平均線を並べて、上から長期、中期、短期の順番右肩下がりの時をいいます。この時は安定して価格が下がっている状態を表します。

相場流ではパーフェクトオーダーをPPPパンパカパーン、逆パーフェクトオーダーを逆PPP逆パンパカパーンと呼んでいます。小次郎講師流ではパーフェクトオーダーを第1ステージ。逆パーフェクトオーダーを第4ステージと呼んでいます。また、相場流では移動平均線は5日線20日線60日線(+100日線、300日線)小次郎講師流だと5日線20日線40日線を使っているようです。

移動平均線使いのテクニカルトレードでは、このパーフェクトオーダーや逆パーフェクトオーダーの時の、押し目買い戻り売り、そして、パーフェクトオーダーや逆パーフェクトオーダーになるのを読んだ少し早めのエントリーを目指すことになります。

相場流のおすすめ書籍

相場師朗さんはたくさんの書籍を出していますが、初心者が手っ取り早く、相場流を学べて、稼ぐことができそうな本を二冊ほど紹介しておきます。まず、この二冊を読んで勉強して、余裕ができれば、他の本に挑戦してもらいたいと思います。相場師朗さんの本はほとんど全部読みましたがどれも結構いいです。

37年連戦連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全

相場師朗さんの本で一番いい本がこれです。これ一冊でもいいかもしれません。相場流手法の教科書的な本です。

基本的な手法、ショットガンショートトレードうねり取りの基本のやり方が丁寧に解説されています。そして、初心者がトレードする上で一番大切なことは、ストライクゾーンだけトレードすることの大切さを強調されております。ストライクゾーンの一番代表的なのは、前述されているPPP(パーフェクトオーダー)、逆パーフェクトオーダー(逆PPP)ですね。本のリンクは記事の最後に紹介しておきます。

38年連戦連勝 伝説の株職人が教える 究極の神チャート術 株は3つのサインが読めればいい!

株の技術大全を完全にマスターした後に読んでほしい本です。この本は株の技術大全以降にさらに身に着けてほしい技術が解説してあります。

特に強調されているのは局面です。100日移動平均線の上では買いの局面で、できるだけ買いを狙っていきましょう。100日移動平均線の下では売りの局面で空売りを狙っていきましょう。あとは、100日移動平均線の上でも、5日移動平均線のダブルトップでは空売りしていきましょう。100日移動平均線の下でも、5日移動平均線のダブルボトムでは買っていきましょうなどです。

その他、デイトレードのやり方、外国株などの売買についても解説されています。株技術大全の後、さらにレベルアップしたい場合はこの本をマスターするといいかもしれません。記事の最後にリンクを貼っておきます。

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参考文献


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