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昭和吉本新喜劇備忘録

昭和の吉本新喜劇の放送事情についてまとめていこうと思います。

静岡版より。

静岡では昼の1時からお笑い花月劇場を吉本新喜劇の名で放送していたらしい。花月爆笑劇場の放送枠は、なし。この回は1982年6月上席「イマイチ人生」
(改題後 親父の生涯)を放送。

静岡版より

この日は84年2月上席「こんな男のラブストーリー」を放送。お笑い花月劇場 現存最古の回。設定は食堂でしたね。先日再放送されたので、見た人も多いはず。

70年代前半には週3本で吉本新喜劇が放送されていた!!

なんと、つい先日に花月爆笑劇場、お笑い花月劇場の他にもう一つ吉本新喜劇が放送されていた番組を見つけてしまったのです。その名も「上方お笑い劇場」これは
wiki内では京都花月からの中継と書かれていたのですが
実際は中之島sabホールからの中継です。よみうりテレビの制作で、日曜の夕方に1973年頃から77年頃?まで放送されていました。76年からは土曜に移りました。
出演者はいつもの新喜劇メンバーです。76年秋辺りから毎回設定を同じにして「ここが噂の笑々寺」というタイトルで仁鶴主演&新喜劇メンバーでやっており、77年秋まで続き、その後土曜昼に枠を移し「激突!奥のよそ道」なるシリーズを仁鶴&新喜劇メンバーで78年3月までやり「吉本コメディー」の枠になったのでした。

内容に関して

再演が多いように感じます。76.6の放送分のタイトルは
「金のわらじ」これは75.3にうめだ花月で上演されたものです。過去作をsabホールに持ち込んで演じていた
感じですね。75.9放送分の「親子雀」聞いたことない題です。改題作か、はたまた新作か?中村進作です。

番組のテーマソングもあったらしいですわ。

番組は爆笑チャンネルというショートコメディ〜吉本新喜劇という感じで、なんと爆笑チャンネルの内容は花月のポケットミュージカルと同タイトルの回がありまして、もしかするとポケットの元ネタがこの
爆笑チャンネルだったという説はあるかもしれませんね。

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