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伝説の番組 金曜スペシャル備忘録

あなたは覚えているだろうか?金曜の9時に東京12チャンネルでヒッソリと放送されていた幻の番組を。
その名も金曜スペシャル〜
1970年から84年9月まで14年間放送。内容はというと猟奇モノ、ドキュメンタリーモノ、エログロ、時々エロ。
基本的に悪趣味モノが多かったですな。そんな金曜スペシャル。皆の記憶からはすっかり忘れ去られており、
YouTubeにはOPの20秒程度の動画しかなく、DVDは
発売されているものの、肝心のコンテンツのエロが未収録なのだ!ガビーん。

俺達が見たいのはこれじゃ無い!

年に2回くらい潜入!ヌーディスト村の企画があったんですよ。これがまぁ皆楽しみでねぇ。単なる会員制のビーチなんだけどまぁ爺さんの裸やら、あんまり目にしたくないものも映るというオマケ付きなのはご愛嬌です。
まぁしかしながら皆やたらエロが〜エロが〜って言うけど、実際のところ本格的なエロ物なんて年に10回程度だったんですよ。マジで。

大半は内容ハッタリ、重いドキュメンタリーモノが占めてたんですよ。「父ちゃんが死んじゃった。頑張れ!母ちゃん」みたいなのが大半でした。
しかしなんで終わったんだろうね?視聴率が落ちてきたからかなぁ?あとマンネリ化だろうね。80年までは15%位は頑張れば取れたんだけど、81年から急激にガタ落ちしちゃって以降12%取れば良い方で末期は8%、7%がザラだったよ。最終回くらいお得意のエロ物で終わればいいのに、「泉谷しげる マーナ島痛快見聞録」だぜ?テレ東らしいよなぁ。
視聴率が落ちてきたらさぁ普通はあの時代だったらエロ物を増やすじゃん?大江戸捜査網みたいに。だけど金スペは凄い。なんなら視聴率落ちてからの方がエロ物が減ってやがる(笑) しかも重いドキュメンタリーモノの方が視聴率が良いのよ(笑) 「ガンの母 死して3年 14人の子供達は今…」が11%だよ?エロ物はなかなか親が見させてくれないから数字が落ちちゃうという謎の現象が後期の方は起きてました。ヌーディスト村は安定の11%。
さて、ここからは当時のテレビ欄紹介。

うーん…
うーん…

地味っすね…それもそうか。最終回の1か月前だもんなぁ…

うーむ、、、

最終回直前の金スペ。定番の数字が取れる企画も最後は何だかイマイチ。「南太平洋裸の楽園 自由な性を楽しむ!褐色の娘たち」の焼き直し感がある。
今考えるとさぁ裸を見過ぎて当たり前みたいになってしまった感があるんじゃないかなぁ。
まさか30年後にはTVで裸がNGなんて思ってもいなかったろうなぁ。
終わって気づく金スペの凄さ。

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