【子育て】小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと

2022.07.10
タイトル:小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと
作者:中根克明

上司から昇格試験のために読んでと言われたビジネス書がたくさんあるのに、難しくて内容が頭に入ってこなくて寄り道ばかり。
ずっとKindleに入っていたこちらの本に手をつけてしまった。
5年生の息子、家ではまだまだ甘えてくるけど、反抗期に片足突っ込んでる。
学校でも5年生になってから、友達関係で今までとは違った悩みも感じているようなので参考になるかなと思って選んだ本。
でもあまり目新しい発見はなかった。
子供のことよりも最後の「子供離れ」と言う箇所が一番印象に残った。

・子供の自主性、創造力、思考力、共感力を育てておく。 
・明るくたくましく生きていく力をつけておく。
→これからどんな時代になるのか誰も分からないから、これは重要よね。

・子供を対等な相手として話すことが大切。
→頭ではわかってるけど、これが本当に難しい。

・決めたことを破って叱る時は短く済ませておしまいにすることが大切。
→これも分かってるけどできない。
長々とそして最悪な時は過去のことまで引っ張り出して叱ると言うダメな親。

・10歳以降は保護者というより「相談役」になる。ただししつけは親が頑固にさせる。

・勉強で本気になるのは高校生からで十分

・小学生時代に必要なのは、
1.勉強に対する肯定感
苦しいものではなくおもしろいものだという感覚を持てることが大事。
2.自分の興味や個性を伸ばす
3.読書の習慣をつけ、その読書のレベルを高めていく
※思考力の土台になるのは、勉強より読書
→今の息子に全然当てはまらない…
勉強に肯定感って私も経験したことないからその感覚が分からない。
読書は本当に大事。自分も子供時代にもっと本を読めばよかったと激後悔している。
でも読書はいつからでも始められるものだから今からでも遅くない。

・考える力さえあれば、勉強の知識や技能はごく短期間で身につく

◎算数
・「苦手ではない」レベルを保つ
・いちばんの基礎は、速く正確な計算
・子供が苦手意識を持つ前に、できなかった問題だけを早めに家庭で教える。
→最後の項目は心がけてる。早く正確な計算はまさに課題。公文に今から通わせるか悩んでるぐらい。

◎理科
・一部は国語的な、読んで理解する知識の勉強、もう一部は算数的な計算と図形の勉強。
・知識的な勉強は、教科書を5回以上繰り返し読んで大事だと思うところに線を引く

◎社会
・教科書だけで十分。年表・年号は暗記

◎これからの方向性
1.平均的な学力ではなく、本人の興味や意欲をもとにした個性的な学力を評価する
2.覚えた知識を再現するような学力ではなく、自分で考えてそれを文章として表現する力を評価する。

・「考える力」を育てるには読書と作文

・考える力は、考えることによって育つ。自分の興味のあることを自由に考えることが大切。

・自己管理の方法として「時間を制限する」というのは有効
→4年生始めぐらいまではゲームやYou Tubeの時間制限してたけど、今は時間制限ができていない。やることはやってるけど、今のゲームやYou Tubeの時間はなんとかしたい。

・お金をいかに増やすかという、お金を使う側ではなくお金を生み出す側の立場から考えていく必要もある。
→これは私も重要課題。

・人に喜ばれることをすることでお金が増えるという考え方を、子供の頃から育てていく必要がある。

・子供が、これは叱られるはずだと思っている場面では叱らない。絶対に叱られはずだと覚悟しているときは、大きく許してあげる。

・よい友達関係をつくるためには、よい人間になることが必要で常に相手への思いやりを持つこと。

 ★中学3年生までは親が勉強を把握し、アドバイスする。定期テストもどういう計画で勉強したらいいかアドバイスする。
→まだ先だけど、これは覚えておく!

・反抗期→腫れ物に触るような接し方はしない。

〈子離れしていくための考え方〉
・意識的にその時を迎えるようにしていくことが大切。

・子供を育てている最中にも、自分らしい生き方を考えていく

・子供から離れることを目的とするのではなく、自分が新しい人生をつくり出すことを目的とすることです。

・何事も遅すぎるということはなく、思いついたことを今から始めるという姿勢が大切

・基準になるのは、自分が好きかどうかということ

・自分が好きなことでいかに利益の出る仕組みをつくっていくかという発想が大事

・勇気をふるって行動を始めれば、スキルもノウハウもあとからついてくるもの

→今は週末も子どもの野球の付き添いであっという間に1日が終わってしまう。
この野球の付き添いが終わったら週末どうなるんだろう?と最近思うことがあったので、この「子離れしていく考え方」は考えさせる文章だった。
最近読んだ本の共通点は、
・何事も遅すぎると言うことはない
・思いついたことを今からはじめる
・行動する

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