20240516 沖縄へ⑯
カンカン照りの沖縄のど真ん中
スクーターが壊れました
笑っちゃうくらい明確な THE END
しゃーないなーと思いつつ
レンタルバイク屋にTEL
レッカーと代車を手配してもらう
レッカー来るまで三時間ほどかかるとの事
『どうか休憩できる日陰でお待ち下さい』
とバイク屋さんはゆうてくれたけど
『休憩できる日陰』ったってなぁ、、、
こんな道の真ん中でそんな場所、、、、
あ、あった、、、、
58号の海沿いの道で助かった
ビーチやったら休憩できそう
一時間後
サンオイル塗ってビーチで焼きつつ昼寝
全然快適で極楽
ブセナテラスホテル
よくよく調べたら五ツ星ホテルやん
そら周辺のビーチも最高に決まってるわな
58号線沿いはあっちこっちビーチだらけ
あぁ、極楽、、、
なんやったら
スクーター壊れてくれて良かったかもな
何回もいいますけど今回の沖縄旅行の画像は
一切、加工してませんよ
表も裏もこんがり焼けた頃、レッカーが到着
レッカーさんありがとう
はたらくくるまにぼくたちは
たすけられているんだね
レッカーのおっちゃんにニヤニヤしながら
『那覇からここまで原付で来る人いないよ』
と沖縄イントネーションでゆわれてしまった
まだ数日間は原付旅行を続けると話すと
『じゃー名刺わたしとくね』
と即電付きの名刺をくれた
もっかいぐらい壊すやろなコイツって読みか
いやだ
レッカーは一度でたくさんっす
この先はなるべく那覇近郊をウロウロするぐらいにしといた方が良さそうやな、、、
レッカーのおっちゃんにおすすめスポットを聞いてみると、古宇利島の橋を渡ってゆく絶景を見に行くと良いとの事
仲尾次のお母さんにも古宇利島は推された
名護近辺ならココ!
って感じなんでしょうね
ただ古宇利大橋を渡ってゆくオーシャンビューの絶景なので車で行けば最高と思うのですが、今回はスクーターなので大きい橋だと風にあおられるやろなと思い、断念
おっちゃんに御礼をゆうて無事に名護へ
ようやく到着
沖縄市庁舎シリーズ第三弾
『風と緑のグスク』名護市役所
沖縄建築のレジェンド
1981年竣工
エレベーターも空調も無しで建てられた
エレベーターの代わりには
印象的な長いスロープを配置
空調の代わりに『風のミチ』と名付けられた無数の横穴が建物のどてっ腹に開けられていた
また建物の周囲のパーゴラ状の庇に植物を這わせる事でも蓄熱軽減に成功している
(要は甲子園球場ね)
アサギテラスと名付けられたスペース
深い陰影、日陰を計算して建てられた日除けとコミュニティのためのスペースだ
『アサギ』とは沖縄の集落で祭事に使われた神のおりる建物を意味し、通常は天井のみで壁がない
その『風が吹き抜ける古くからの共同空間』をモチーフとしてこのテラスはデザインされた
沖縄の歴史に精通していないとおよそ出てこないであろう発想、着眼であり実に見事だ
台風にもシロアリにも負けず、材料の砂を容易に入手出来るコンクリートブロックを用いた建築は戦後に米軍が沖縄に持ち込んだものだ
そのコンクリート建築の技術を吸収した建築様式は、戦後の沖縄のメインストリームとなる
一面の焼け野原から復興を果たしてゆく過程の中、いち早く米軍資本が投下された沖縄の地
その後の高度経済成長を支えた大手のゼネコンもここで力を蓄え、成長していった
この名護市役所もそういった沖縄建築のシンボルたるコンクリートブロックを礼賛するかのようにブロックを積み上げた印象的なデザインが随所になされている
驚くべきは、そうした近代的なコンクリートブロックという建材を用いながらもレンガの色や配置を追及し、建物にはブーゲンビリアを這わせ、花と緑で建物を覆うというその計算され尽くしたデザインによって、この建物が古代遺跡のような荘厳な印象、佇まいを醸し出している点にある
いやはや
要はまあ『カッチョいいですよね!』
って事だ
名護市役所はとても熱い
『暑い』ではなく『熱い』
出来レースの多い日本のコンペの中で、この名護市役所を建てるために行われたコンペは日本の建築の歴史の中でも指折りの成功例であるとされている
当時の名護市役所が出した
コンペの趣意書にはこうある
『本競技を公開にすることの意義は「沖縄における建築とは何か」「市庁舎はどうあるべきか」という問いかけに対して、それを形姿として表現し、実体化しうる建築家とその案を広く求めることにある。従って、すでに十分な実績を残している建築家はもとより、これから頭角を現すであろう気鋭の建築家で、地域の建築について志を同じくする方々の積極的な提案を期待するものである』
またこのコンペを勝ち抜いた
Team Zoo(象設計集団+アトリエ・モビル)
について調べてみても非常に面白い
ル・コルビジェの弟子であった吉阪隆正氏の弟子や教え子たちを中心に結成された集団で、ワクワクするような熱い組織である
(ここだけで一記事書けちゃうから割愛)
名護市役所には熱い歴史が詰まっているのだ
40年以上前にこの市役所が鮮やかに示してみせた『沖縄スタイル』は、やがて那覇市役所や糸満市役所へも多大なる影響を与えていった
サンクス
堪能しました
名護市役所からの帰り道
ハンバーガー・チェーン
A&W名護店へ
A&Wはアメリカ発祥のハンバーガー店ですが日本では沖縄県のみで展開してます
本土にも作ってくれー!
尚、こっちの人は『エンダー』と呼びます
外人さんが本場の発音で『エイ・エン・ダービュー』ていうてたのを耳で聞いて『エ・ン・ダービュー』→『エ・ン・ダー』となっていったらしく
したがってこのお店をうちなんちゅは
『名護エンダー』と呼ぶそうです
コニードッグとポテト二種
コニードッグはケチャップでなく
ミートソースのかかったホットドッグ
玉ねぎががっつり乗ってるのも最高!
『カーリーフライ派VSスーパーフライ派』
てのも沖縄県民の間ではあるあるらしい
俺はカーリーフライに一票入れときます
んでなんと、ルートビアはおかわり無料
おかわり無料?このドリンクが?
ジョッキやで、、
飲んでみると笑える味
うん、、
Dr Pepper好きな俺は『嫌いじゃない』
ネット上では
『飲むサロンパス』
と形容されるA&Wのルートビアやけど
俺は『嫌いじゃない』
一杯だけおかわりしときました
ちなみにこっちは浦添の方のエンダー
こっちのドライブスルーもカッコいい
すごいアメリカっぽいね
ガソリンスタンドみたいに車停めて
ドライブスルー方式で注文したら
店員さんが持ってきてくれて
スルーせずに停車したま車中で食べれる
今回はスクーターやったけど
次回は車で来てそうやって食べてみたい