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20240519 沖縄へ㉔

朝イチでコザから那覇へ帰還

宿で昼まで仮眠
本当はもっと寝てたいけど

今日のランチは何日か前から予約してある

この数日間、あっちゃこっちゃスクーターを乗り回したおかげで土地勘も多少は付いてきた

『モノレール沿いに安里を越えて、おもろまちの次の古島を左折でまっすぐ行って左側』

と耳で聞くだけで行けるようになってる

地図もろくに読めないナチュラルボーン方向音痴な俺からすれば大した進歩だ

ジミー那覇でビュッフェランチ

チーズケーキ ジャーマンケーキ
アップルパイ ローストビーフ
豚足 チキン ピザ
なんかが名物のようやけど

ローストビーフと豚足には出会えず
まあランチやからかな

味は文句無しにうまい
洋飯がうまい

ピザとかチキンとかケーキとかパンとか
ベーシックなオールドアメリカンの
ストロングスタイルって感じ

やはりアメリカ人も多い沖縄で
鍛え抜かれてきた味だからだろうか

アップルパイが特に白眉
新しいのが焼き上がる瞬間を虎視眈々と狙う
サクサクで熱々のやつを食うべし

ピザもそのやり方で食うべし

小学校低学年位の女の子が
『おと~さん、あっぷるぱい来たからとってきてもいい?』
『だめ。先におかず食べてから』
『おと~さん、あっぷるぱい冷めるよぅ~』

て、ふにふにしてて可愛らしかった

がんばれ少女!


今日はもう特に行きたい所もないので
那覇市内にある御嶽(うたき)を巡ってみる


お参りとご挨拶だけ

久場森御嶽

人知れず駐車場の中におられます

カッコいい佇まい




その後、吉野家を発見
記念に写真を撮っておく

沖縄の吉野家にある限定メニュー
タコライスの写真を



浮縄御嶽

安里の交通量のある交差点の角に
ひっそりとおられました


ケガもなく無事に沖縄を楽しめました

ありがとうございました
お世話になりました




宿に帰って荷物の整理


夕食は朝陽屋さん

まだ食べてなかった沖縄名物のアグー豚

こちらのお店は
純血のアグー豚のしゃぶしゃぶが食べられる

最後の夕食なんでリッチに行ってみる

よう分からんけど和牛とかでも別の場所から既に育った牛を連れてきてブランドの地域の牧草を数ヵ月食べさせれば『なんとか牛』を一応は名乗れるとかもあったりするから

せっかくアグー豚を食べるならと思い
純血にこだわってみました


パパイヤと鶏皮ポン酢のお通し

前菜がパパイヤでももう驚かないぜ


アグー豚に島野菜の盛り合わせ

もずくもしゃぶしゃぶせよとの事

陶器で出来たシーサーの飾りが添えられてる

『これもしゃぶしゃぶするんですよね?』
と店員さんに言いたくて言いたくてしょうがない衝動を力ずくで押さえつける

そんなしょうもない事を若い女性の店員さんに言ったところで向こうは困惑するだろう

頑張れ俺

最近加齢とともに自分がオヤジギャグオヤジに成ってしまうかどうかの分水嶺に居る実感をひしひしと感じる

『どんだけくだらなくても思い付いたことをとりあえず言ってしまいたい』衝動が半端ない

人はこうやってオヤジに成ってゆくのだろう

案の定、こらえきれずに
『このシーサーも純血ですか?』
と聞いてしまう自分がいた


島野菜は
ハンダマ 島にんじん パパイヤ

でもさ

ハンダマをしゃぶしゃぶした事がないから加減が分からんよね、、、

パパイヤをしゃぶしゃぶした事がないから加減が分からんよね、、、

島ニンジンをしゃぶしゃぶした事がないから加減が分からんよね、、、



豚肉は確かに美味しい
なんか『薫香』って感じで味が深い

なんやろね
ローストしてるかのような薫り

これは幻の山羊なんですよって言われたら
信じてしまうかもな、、、

貴重なお味でした



海浜公園まで散歩

最後の海

国際通りを最後の夜さんぽ

ベンチに座りnoteの原稿を整理していたら
随分と機嫌良く興が乗ってきて筆が進んだ

そうか

どこからか

気持ち良い楽器の音がしてるからだ、、

辺りを見渡すとJazz喫茶の看板が

カムズハウス
琉球大ジャズ研


沖縄を
特に国際通りを歩いていると
三線の生ライヴの音は
あらゆるお店で鳴っている


けれどもそのほとんどが客寄せの商売道具だ

最後に思い返せば

本当に音に引き込まれて足を止めたのは

コザの道端の三線弾きと
この夜のJazzの二つだけだったかもしれない


かつて首里城にあった琉球大学

その遥か後輩の大学生たちが
今夜旅人の俺に聴かせてくれるのは

果たして三線ではなくJazzだった

昭和20年から昭和47年まで
ここはアメリカだった

というわけで
本場のアメリカのJazzを聴いてみようか

『あら。音に誘われて入ってきました?』
とママに聴かれた


はい
そうなんです






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