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20240719 The BLEND 於 jazz inn LOVELY


今日はジャズを聴きに来たぜ

ライブの前に昼呑み



高辻
丸田町
瓦町


なんか京都っぽいけど、全て名古屋の地名

『伏見』という駅もあるんだよ


伏見の大甚本店は呑んべえの聖地

吉田類とかが取り上げて今や大人気

創業百年オーバーで雰囲気も百点満点

『大甚本店』で動画検索したら
YouTuberの動画もゴロゴロ出てきまっせ

広島の銘酒、賀茂鶴の樽酒が名物
昔ながらのかまどで燗してくれはります

なんか『ぬる燗』の事を『どん燗』て言うてはりましたけど方言なんでしょうかね

本当は冷酒が好きなんですが
なんかこのかまどを見せられたら
夏やのに燗を頼んでしまいますよね

ビールのラインナップも凄い

かしわ

たこといか

きんめ いわし あなご



最高っすわ

ここは正に大人の社交場ですな
R30限定にすればいいと思う

おつりを新札でもらって地味に嬉しい

あの新札が出た時の初めては名古屋の大甚やったなあって、一生覚えてられるもんね



jazz inn LOVELY

名古屋の老舗のジャズクラブ

今回は俺をジャズに目覚めさせてくれた大好きなバンドのThe BLENDが名古屋に来るのを知り、慌ててチケットを取ってやって来た

演奏が始まれば客席は老いも若きも火の付いたような瞳でじりじりとステージを見つめている

バンマスの『チンさん』こと鈴木良雄氏は
日本ジャズ界の至宝と謳われるベーシスト

その他の皆さんもそれぞれが自分の
バンドを持つ百戦錬磨の手練れ揃いである

チンさん曰く『ひとり親方の集まり』


文句無しに演奏が凄い


と、こう書いたのを読んで
『どれどれじゃあ聴いてみようか』
と動画やCDを探して聴くのはやめてほしい

ジャズはやはり生だ

ドクター・ジャズ、内田医師の名言

俺がこの年になるまでジャズにピンと来ていなかったのは、やはり生で本物を聴く機会がなかったからなのだと今では思う

『音源でジャズを聴く』というのは

路上の喧嘩を公民館の演劇で再現するような
おふくろの味をファミレスで販売するような
ラーメン屋のラーメンをコンビニで売るような

ものなのだと思う

圧倒的に届かないのだ
本当にただの名刺代わりか
それ以下にしかならない


これは決してカッコ付けてるとか
通ぶってる訳でなく、本当の事なのだ

オリンピックの100m走はその日一度きりの生だし、自分のベストタイムの動画を持ち寄って誰が金メダルかを決めるわけではない

それと同じ事なのです

最前列のテーブルに陣取っていたら
50代後半のお姉さまに相席を頼まれ快諾

聞けば常連の方らしく
このお店にも20代の頃から通ってはるとか

『このメンバーは観ないと』
という事で久しぶりに来られたらしい

あの人がここのオーナーよとか
名古屋のジャズクラブの情報とか
色々と教わる事が出来てラッキーでした




終演後、ライブの余韻をアテに一杯
まさに『熱冷まし』って感じ


「名古屋駅の地下には広大なダンジョンが広がっている」というのは以前にも書いたが

栄の地下もなかなかに広い

酒津屋
ここも結構な人気店


どれぐらい人気かというと

おんなじ地下街に二軒あるくらい人気


東店いっぱいで中店に行ったら
中店もいっぱいですみたいな事がよくある

この店でエビカツを食わないやつは素人

名古屋のこってり味噌カツが苦手な俺やけど
この店の味噌だれの冷奴は食べてしまう

冷奴に木綿を使うってのもホンマやったら考えられへんけど、パンチの効いたこの味噌だれに限っては硬い木綿豆腐で正解なんやろね

ああ、幸せ
好きなバンドのライブ観て
好きな居酒屋で酒呑んで

これ以上を望むとバチ当たるよなぁと思った


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