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出来ないからこそチャレンジ

自然環境リテラシー学
山コース第1回 6/11~6/12

私たち山コースは、6/11~6/12にマリーナ河芸で自然環境リテラシー学を行いました。2日間を通して様々な経験をすることが出来たので、紹介したいと思います。

自然環境リテラシー学とは

まず、自然環境リテラシー学とは何かについて説明します。「リテラシー」とは、読み書きする能力、または、ある分野に関する知識やそれを活用する能力という意味があります。つまり、自然環境について学び、その知識を活用する術を学ぶというのが、この自然環境リテラシー学です。

天気vs私たち

2日間で経験したことを紹介する前に、私たちが苦しんだ天候について話したいと思います。山コースの2日間は予報から天気は良くなさそうでした。実際現地に着いてみると1日目は曇り空で風も吹いていた。カヤックに乗るころには雨も降っていて、かなり嫌な天気でした。2日目は雨は上がったが風が1日目よりも強く吹いていました。あとに話すレスキューの際、海に落ちた後すぐに体が冷えてしまうほど風が強く吹いていました。
結果的に、私たちは海に出ることが出来ませんでした。しかし、今回の経験は確実に私たちにプラスの経験値となったと思います。雨や風で私たちの行動はどのくらい制限されるのか、濡れてしまった体はどう冷えていくのかなどを身をもって知ることが出来たことは貴重な経験だったと感じています。

カヤックに乗る直前の空

初カヤック

今まで、私はカヤックに乗ったことがありませんでした。乗る前は、うまく乗れるのか、転覆してしまったらどうしようと不安と緊張でいっぱいでした。最初に基本的な説明を受けた後、すぐに乗ることになりました。正直、もう乗るの!?と驚きました。しかし、いざ自分で乗ってみると、不安や緊張よりも「楽しい」という気持ちでいっぱいになりました。自分が海の上にいる感覚、カヤックを自分が操縦していること、簡単に風で流されてしまうことなど新鮮なことが盛りだくさんで、ワクワクが止まりませんでした。まさに、センス・オブ・ワンダーだったのかもしれません。
2日間、違う天候の中カヤックに乗りましたが、2日目に1日目の感覚で乗ると簡単に風で遠くまで流されていました。その時の天気に合わせて、操縦方法も変える必要があることを学ぶことが出来ました。自分の経験したことから学ぶことできるというのも、自然環境リテラシー学だからこそなのかなと思います。

良い天気でカヤックに乗ってる感じに見えるが、
実際はめっちゃ風で流されてる

大苦戦!レスキュー!!

2日目にはレスキューを行いました。結論から言うと、とても難しかったという一言に尽きます。グループレスキューでは、うまくカヤックを救助者のところに行くことが出来ず全然助けてあげられませんでした。実際に、レスキューしなくてはいけないときに、こんなに遅かったら意味が無いと悔しい思いをしました。
私たちのグループは、時間があったのでセルフレスキューもさせてもらいました。正直、私はグループレスキューで海に落ちた時に少しパニックになったので、挑戦したいけど恐怖心が大きくて渋っていました。しかし、先生方やスタッフさんが背中を押してくれたので挑戦することが出来ました。セルフレスキューは何度か挑戦しましたが、成功することが出来ませんでした。それでも、自分の中で挑戦できたことが自分の中で自信になりました。これこそ、私が今回の題名にしている「出来ないからこそチャレンジ」を意味しています。出来ないと決めつけて何もしないのはとても勿体ないことだと皆さんに伝えたいです。

セルフレスキューで力尽きてる私

レッツ干潟探索

2日目の午前中に干潟に行ってきました。
小さい魚や蟹、ヤドカリなど想像以上に沢山の生き物を見ることが出来ました。生きている生き物だけでなく、小さいエイの死骸もありました。こういう所に来ないと見ることが出来ないものばかりで終始ワクワクしていました。
また、海の方にも行ったのですが、地平線が本当に綺麗でした。波が足に当たる感覚も気持ちよかったです。

1番近くで撮れたカニ

最後に

この2日間を通して様々なことを体験出来ました。私が今回1番伝えたいことは、途中でも書いた通り、出来ないからこそチャレンジすることです。自分の限界を決めつけてしまうことは勿体ないです。私の場合、セルフレスキューに挑戦したことが自分の中で大きな自信になりました。今後の自然環境リテラシー学でも、出来ないと思うことでも積極的に取り組んで行きたいと思っています。

また、初めてのカヤック、キャンプだったので準備に手間取ったり、自分が何をすべきなのか分からないことが多々ありました。今回の反省点や経験したことを次回以降の実習に活かしていこうと思います。

それではまた!

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