【超CS新潟ベスト64】 赤黒テレスコ解説

どうもこんにちは
今回は僕の友人が先日超CSにてベスト64を達成した【赤黒テレスコ】の解説記事です。

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前書き

【赤黒テレスコ】は超cs付近に突如出てきたデッキです。このデッキは環境の立ち位置がとても良く超csの勝ちデッキになれると考えました。
今回は超csにてベスト64を達成した【赤黒テレスコ】を解説します。

第1章 相性表

vs【青黒サガ】微有利 7
vs【5c】五分 5
vs【アナカラージャオウガ】微有利 5.5
vs【青魔道具】不利 3
vs【赤単我我我】不利 2.5
vs【赤緑アポロ】微有利 6
vs【赤青白ライオネル】有利 8
vs【ドロマー天門】有利8
vs【青白ライオネル】有利8
vs【赤黒テレスコ(ガクブッチ採用)】微有利 6.5

第2章 デッキ構築


デッキ構築

鬼寄せの札×4
テスタロッサ×4
ルピア炎鬼×3
コッコアームルピア×4
コダマンスチャージャー×4
リロードチャージャー×2
フットレス×3
テレスコテレス×4
地獄パルテノン×2
ダークネス×1
バナド×2
邪王門×3
CRYMAXジャオウガ×4

採用カード解説

鬼寄せの術

シールド減らしてるから何してもいいと思ってる


ドローソースとフェアリーギフトを足したカード。
3ターン目に3マナで『鬼寄せ』+『テレスコ』の動きが黄金ムーブ。基本処理されない。
5マナで『鬼寄せ』+『ジャオウガ』の動きも最強

注意点!
コストがゼロ以下にならないなので最低でもマナを1マナ支払う必要がある。
多色のカードに関してはそのカードが持つ文明の数。
例『鬼寄せ』+『ルピア炎鬼』に必要なマナは『鬼寄せ』の2マナと『ルピア炎鬼』の2マナ

赤い稲妻 テスタ・ロッサ

2ターン目最強


刺さる対面が多い。
例【赤青白ライオネル】【青黒サガ】【5c】【アナカラージャオウガ】
3ターン目の理想の動きがチャージャー呪文か『鬼寄せ』+『テレスコ』の動きなので2ターン目におけるメタカードはとても偉い。

ルピア炎鬼

場持ち性能◎


パワーが高く『開けるか』で処理されない点がとても優秀。
また相手のターンだけの効果ではないので自分が殴る時にも重要。

注意点!
このカードが盤面にいると自分も『邪王門』を使うことが出来ない!

コッコ・武・ルピア

光ってないやつ1,000円


墓地メタでありつつ相手の盤面を処理できるカード。
主に【青黒サガ】【アナカラージャオウガ】対面で使用する。
また【邪王門】から出てきた時にも強い。

コダマダンス・チャージャー

急に需要が上がったせいで入手難易度一番高かった


ドローしながらマナを増やせる為勝利までの速度を上げることができる。手札が減ってないので最強

リロード・チャージャー

昔【赤黒ドルマゲドン】で使った

はっきり言って弱い。多色でありながら手札を減らしてマナを加速している。『コダマダンス』を見習ってほしい。しかし速度を重視した構築なので入れるしかなかった。

追記
後に『ボイルチャージャー』と言うものを発見しました。このカードの方が100倍強いので変えていいです。

フットレス=トレース

大会で使用したらかなりの確率でテキスト確認された

墓地から闇のカードを回収することが出来るので『邪王門』や『ルピア炎鬼』を使い回すことができる。
下側の呪文を唱えたことは人生で一度もない。

注意点!
闇のカードなので赤単色のカードは回収できない!

謀遠 テレスコ=テレス

デュエパーティーのカード


最強。
単体の性能が高くリソース差が簡単につくカード。
3ターン目に『鬼寄せ』の効果で1マナで出せると基本処理されないので確実に2ハンデス2ドローができる。
ま手札がゼロの時パワーが5000上昇し、10000になるので【赤単】対面の『邪王門』から出てくるととても強い。
このカードが強いのでこのデッキが強いNo2。

絶望と反魂と滅殺の決断

いつ見ても強い


なんでもできる。自由枠ではあるが【アナカラージャオウガ】に対してとても強い。
また『テレスコテレス』が盤面にいる状態で2枚ハンデスをすれば合計3枚ハンデス3枚ドローと破格の性能になる。

霊刑連結 ジゴク・パルテノン

凄く弱そう


EXライフが強く『ジャオウガ』との相性が良い。
『テレスコテレス』の代用にはならない。『テレスコテレス』は最強。

一王二命三眼槍

↑高級品


このデッキの『邪王門』は出てくるカードが比較的弱いので信頼性が薄い。しかし『バラド』は信頼性しかない。

ポイント!
『アームルピア』の効果で自分の墓地を山下に戻す時5コスト以下のカードを山札の1番下にしておくと『バラド』の鬼タイムで祈らなくて良くなる。


百鬼の邪王門

カツキングは出てこない


このデッキは【赤黒邪王門】と呼ばれたりするがこのデッキの『邪王門』は結構弱いのでそう呼んでほしくはない。

CRYMAXジャオウガ

最強


いつ殿堂に行っても文句を言うことのできない最強カード。
あまりに強すぎてデッキ名を『赤黒ジャオウガ』にしようか迷った。
『ジャオウガ』のパワーが高すぎるのでこのデッキが強い。このデッキNo1のカード


第3章 『CRYMAXジャオウガ』と『悪縁 ガクブッチ=リッチーモア』


【赤黒テレスコ】には大きく分けて2つの型があると思っています。

  • 1つ目は【CRYMAXジャオウガを採用し、速さを重視した構築】

  • 2つ目は【ガクブッチを採用したコントロール構築】

今回私は何故1つ目の【CRYMAXジャオウガを採用し、速さを重視した構築】を大会で使用したのか、その理由は3つあります。

1つ目 デッキの弱点をカバーしている点
ハンデスを主軸に考えるデッキが向き合わなければいけないことは相手のトップです。
山札の上のカードが回答だった場合どれだけハンデスをしても意味はありません。
つまり時間をかければかけるほど基本的なデッキパワーで負けているこのデッキは相手の上振れに轢かれてしまいます。
そこで禁止レベル級の協力なフィニッシャーである『CRYMAXジャオウガ』を採用することで勝ちまでのスピードを早め、悲しい負け方を回避することが出来ます。

2つ目 単純なカードパワーの高さ
ここで2つのデッキ構築を見比べてみましょう

かっこいい!



どう考えても1つ目の方が強そうです。見た目も良い。

3つ目 考えることを少なくすることができる
『ガクブッチ』を採用したデッキはコントロールして相手の手札を減らしながらリーサルを狙います。殴り方とか色々と考える必要があります。
それに対して『ジャオウガ』は出したらもう基本勝ちです。しかも『ガクブッチ』より早く勝てる。
これはもう『ジャオウガ』以外の選択肢はありません。


ここまで『ジャオウガ』がいかに素晴らしいカードかという事を説明しましたが、結局はどの対面を重く見るのかという話です。

『ガクブッチ』を採用すると『邪王門』のパワーが跳ね上がり【速攻デッキ】に対して勝率が跳ね上がります。しかしロングゲームになる為【5c】【青黒サガ】のようなデッキに対する勝率が低下します。

『ジャオウガ』を採用すると『邪王門』のパワーが落ちるので受けの性能が低くなります。しかしゲームスピードが早く逆に受けの弱いデッキやロングゲームをしたくない相手に対して勝率が上がります。例【5c】【青黒サガ】【アナカラージャオウガ】【青魔道具】

今回の超CSは【5c】【アナカラージャオウガ】の母数が多く【速攻デッキ】の母数が低下すると考えたので『ジャオウガ』を採用しました。

第4章 各対面ごとのプレイング

vs【青黒サガ】微有利 7

重要なカード
•『テスタロッサ』
•『ルピア炎鬼』
•『アームルピア』
•『CRYMAXジャオウガ』

この対面の勝ち方は『ルピア炎鬼』+『ジャオウガ』でぶん殴ることです。
この殴り方をすれば相手の墓地に『サガ』がいて盾から『「迷いはない。俺の成すことは決まった」』を踏んでもループに入ることが出来ないので基本勝ちます。
裏目は『ジャオウガ』で殴った時の『キューブリック』なのでそこのケアだけできるならしましょう。
有効なメタカードが合計11枚入っているので基本的には勝てます。

vs【5c】五分 5

重要なカード
・『ルピア炎鬼』
・『テレスコテレス』
・『CRYMAXジャオウガ』

この対面は相手の盾が強いので横に面を並べ『ルピア炎鬼』と『ジャオウガ』で殴って勝ちます。
また3ターン目の『テレスコテレス』が強力でマナの置き方が重要な【5c】に対しては1枚のハンデスでもかなり痛手になることが多いです。
この対面は先行後手の差がとても激しいので五分だと考えています。


vs【アナカラージャオウガ】微有利 5.5

重要なカード
・『ダークネス』
・『テレスコテレス』
・『CRYMAXジャオウガ』
・『テスタロッサ』

今回の構築は【アナカラージャオウガ】に勝利しやすいよう構築を組んでいます。
それでも若干の微有利程度なので寄せなければ微不利になりうる対面です。
重要な事は相手の『ASMラジオ』を打たせない為に『ルピア炎鬼』『テスタロッサ』を盤面に出す事です。
また3ターン目の『テレスコテレス』も強力で基本処理される事がない為優秀なドローソースになります。
しかし結局盤面を並べられ相手の手札から『ジャオウガ』が飛んできたら受けが言うほど強くないデッキなので負けてしまいます。また『ゲンムエンペラー』も終わりです。
その為相手の盤面の処理が重要で『アームルピア』『ダークネス』で盤面を処理する事が大切です。
【アナカラージャオウガ】の受けは弱いので自分が面を展開し『ジャオウガ』を先に出して勝つ事が基本的なプランになります。

vs【青魔道具】不利 3

重要なカード
・『CRYMAXジャオウガ』
・『チャージャー系呪文』
・『鬼寄せの術』

相手が早く動けた場合勝てません。
まず行う事は相手の速度が遅い事を祈ります。
そしてこちらが最速で『ジャオウガ』でノートリお祈りパンチをかますしかありません。

構築次第では五分以上に持っていくことも可能だとは思っていますが、今回は【青魔道具】より【アナカラージャオウガ】を見ていました。


vs【赤単我我我】不利 2.5

重要なカード
•『邪王門』
•『バラド』

『邪王門』が入っているにも関わらず普通に負けます。何故ならこのデッキの『邪王門』は弱いからです。出てくるモンスターが貧弱なモンスターばかりでパワーの高いモンスターの攻撃を受け切る事ができません。
そこでパワーの高いモンスターの攻撃に『バラド』を使用し、パワーの低いモンスターに『邪王門』を使用する事が大事です。

vs【赤緑アポロ】微有利 6

重要なカード
・『バラド』
・『邪王』

【赤単】と重要なカードは一緒ですが要求値が低い為楽な対面ではあります。
また『テレスコテレス』を召喚する事で3キルアポロ後の行動で『音速童子』が出てくると言った動きを抑制する事ができます。

vs【赤青白ライオネル】有利 8

重要なカード
・『テレスコテレス』
・『CRYMAXジャオウガ』
・『ルピア炎鬼』
・『テスタロッサ』

【赤青白ライオネル】は盤面の処理能力が低い為『テスタロッサ』等のメタクリーチャーを処理する事ができません。
さらにハンデスをする事でリソース差がつきます。
『スロットン』も手札に『スロットン』から出せるカードが無ければ意味はありません。また普通に『ルピア炎鬼』でケアをすることもできる為基本的には負けません。

vs【ドロマー天門】有利8

重要なカード
・『テレスコテレス』
・『ルピア炎鬼』
・『テスタロッサ』

ハンデスすれば相手は終わりです。
『ゲンムエンペラー』もメタクリーチャーを出しておけば出てくる事はありません。

vs【青白ライオネル】有利8

重要なカード
・『テレスコテレス』
・『テスタロッサ』
・『ルピア炎鬼』
・『CRYMAXジャオウガ』

【赤青白ライオネル】と戦い方は基本的に変わりません。【ライオネル系統のデッキ】はメタクリーチャーに弱すぎです。

vs【赤黒テレスコ(ガクブッチ採用)】微有利 6.5

重要なカード
・『テレスコテレス』
・『ルピア炎鬼』
・『CRYMAXジャオウガ』
・『ダークネス』

【赤黒テレスコ】というデッキは盤面の処理能力がそこまで高くないので『ジャオウガ』+『モンスター』で基本勝つ事ができます。
また『ルピア炎鬼』は『邪王門』をケアする事ができます。
相手のハンデス能力の方が高いのはもちろんなのですが『テレスコテレス』や『フットレス』を盤面に置いておけばリソースの補充が簡単です。
『CRYMAXジャオウガ』のおかげでこちら側が有利なのかな?と考えています。



以上で終わります。
ここまで見ていただきありがとうございます。

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