就活の話

町で就活生らしい人達を見ると感慨深くなる。
大学生時代、周りの大人にあれしろこれしろと言われ、4年生になったら遊ぶからいっか、と早めに就活を始めた。今日は私の就活の話を書こうと思う。これを読めば、内定間違いなしってことは全くないので、読むのなら話半分に留めて欲しい。


今の就職先はとあるパチンコ店。大学は哲学を学び、とりわけ死生学を専門にした。卒業論文は「自殺は何故忌避されるのか」。
 最初は人の死に関わる仕事、死を怖いものだって恐れたままでいて欲しくないと思ったから冠婚葬祭(葬儀)を目指していた。
 しかし、説明会、一次選考を受ける度に「どうせ死ぬんだから生きてる間は誰かを楽しませたい」と思い立つ。葬儀で受けた企業は一社落ちて一社辞退(人事と合わなかった)。

じゃあ、楽しい仕事はなにかと探して芸能、企画、飲食店と探したが、やはり就活の軸は「相手も私も楽しめること」と設定。一番就活の軸が合いそうなアミューズメント業界に焦点を当てる。パ チ ン コ 多 い。
 そんな数あるパチンコ企業から3社を選び、パチンコ企業を選ぶのはもうこの会社で最後にしようと思った矢先に受かったのが今の会社である。

最終的に、内定は3社いただいた。(買取企業とゲームセンターとパチンコで)受かった共通点ポイントと、2社を蹴った共通点ポイントを明記したい。何度でも言おう。これを鵜呑みにして受かるというのは全くもってない。

①受かったポイント
・自身の趣味を全面に押し出して話した
→「楽しい」をテーマにしていた会社らだったので「楽しいことを追い求める」姿が会社の求める像に(たぶん)あってた。
(マーダーミステリーが趣味なので、履歴書に書くと必ず聞かれる。聞かれたときは、布教する勢いで話した)

・HP読み込み
→相手から(への)質問に会社のHPに書いてあったことを回答に混ぜ混むことで御社めっちゃ興味ありますアピール

②蹴ったポイント
・比べたら条件がよくない
→誰だってホワイト企業に就きたいもの。年間休日120日と108日だったらどっちを選ぶ?週休二日と完全週休二日は?お給料25万と20万は?パチンコはいいぞ。

・面接官に悪印象
→上の人が時間を守らなくて、会社全体は守ると思うか?就活生と会社は対等なんだぞ、会社が我らを選ぶのではない、我々も会社を選んでいるんだ。
あと、渡した履歴書(コピーだとしても)が折れ曲がってる状態で見えるところに置くんじゃない。がさつな印象をお受けします。

そうして今の会社(パチンコ)に就職したわけだ。
企業の強気な態度に負けず、頑張って欲しい。

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