母のため息

数年前から
母との関係が不愉快

子どもの頃は
大好きだったのに
この写真もなんだか顔が似ていて嫌

なんでそんなんに
なっちゃったんだろうか

振り返っても
子どもの頃は楽しかったし大好きだったから
何がきっかけだったのか浮かばない

この前
息子のことで
母に意見され

カッとなったわたし。

あーするといい
こーするといい

正しい意見を言う母に

『わたしの子どものことなんだから
押し付けないで』
と思ったけど
そんな言葉は言えずのみこんだ

そのかわり

3回の
深いため息が返ってきた

はぁ
この人とはやっぱり合わない

ため息されちゃったよ

泣きそう

目がウルウルした

でも泣くのを堪えた

わたしは
なんで泣かなかったんだろう

自分の意見を言わずに
感情も押し殺して
我慢したんだろう

ため息されたのも
ものすごく辛かったのに

ひとりで耐えたんだろう

悲しいなら泣けばいいのに
耐えなくても
想いをぶつければいいのに

それができなかった。

きっと、わたし
ずっとそうやって生きてきたんだ

人に自分の意見を言えずに
悶々としてきたんだ

母とうまくいかないことを
母のせいにしてきたけど

わたしが
母との関わりを
途中で諦めていたのが
原因なのかもしれない

自分を出しきれなくて
思ってることの半分も伝えれなくて

逃げてるだけ
なのかもしれない

でも
あのため息を思い出すと
勇気が出ないから

今はやめておく

どこかの
ドラマのように
母とおしゃべりできる日が
きますように

向き合う元気がでたら
そうしたい時が来たら
もうちょっと向き合おう