稼げる軽貨物ドライバーになろう!
初めまして、軽貨物ドライバー3年目になる"さいとう"と申します。
Amazonのデリプロを1年経験した後、現在は🐈⬛ちゃんマークの委託ドライバーとして活動しております。
この記事をご覧になってくださった皆さんは現在軽貨物運送を行っている、もしくはこれから始めたいと考えている方達だと思います!
最近ではネットでたくさんの情報が得られ、某宅配系YouTuberさんの動画やネットのあらゆる情報でも、配達のコツを配信しています。
今回はそれらをブッタ斬ります!!!
軽貨物は時代と共に変化しております。
10年前、2.3年前、そして現在
正直、配達の仕方すごく変わってます!
地図を暗記してた時代から、スマートフォンの登場により地図が必要なくなり、今ではアプリ1つで完結する、こんな具合にどんどん進化してます。そしてコロナの流行で物量は以前と比べ物にならないくらいに増えてます。
こんな記事やコツを皆さんも一度は拝見した事でしょう。
確かに、ひと昔前はこのスタイルが経費もかからず1番効率良く配達を行えた事でしょう。しかし現在の物流業界において、このスタイルはとても非効率といえます。
では、どのようなスタイルが1番多く効率よく配達できるのか、、、
ズバリ!!
浅く積んで、営業所との行き来を増やす事です!!
えっ?ネットとは全く逆じゃん。
そう思われた皆さんがほとんどだと思います。
ですが、よく考えてみて下さい。
配達において1番時間のかかる事はなんでしょうか?言い換えると、1番時間を短縮できる事はなんでしょうか?
車の運転スピード?不在の処理?
車なんかスペックはどれも大差ないです。不在なんて多くても全体の20%ほどの数でしょう。
実はこれらはあまり大きく差がつかないです。では何が1番時間がかかる?
それは、荷物を探す時間です!
たくさん積んでいたら、それだけで時間をかなり無駄に使います。例えば、100件あるうちの20件を切り取って考えてみましょう。
①100個全部積む
②20件分しか積まない
探す時間、そして受け渡しにかかる時間の平均を仮に①5分②2分としましょう。
20件配達するのにかかる時間は
①100分②40分となります。
この例えですと、60分も差が生まれます。
これが50件、100件・・・と増えていくとどれほど時間をロスしているか一目瞭然だと思います。
ましてや時間指定の荷物の割合が増えた今、大きい嵩張る荷物を後回しにして夜に夜間指定と一緒に積み込む余裕ありますか?
これならば営業所を往復する方が時間効率が良いと思いませんか?
そしてもう一つ大事な考えがあります。
不在や見つからない(積み忘れかも?)、住所不明の1つに固執するより、先の10件!です!!
固執するより見切りをつける勇気!
これが数をこなす上でとても大切です。
これらを踏まえて、実際に私が実践している配達スタイルを3つのポイントでお教えします。
実際に私が横乗り指導した方は1日60件が限界だったのが1週間で150件、1か月以上経った現在では平均200件以上を毎日配達しております。
他の方々も150件以上は皆さん余裕で配達しております。
実際に意識するポイントは
①読み込み、仕分けにはたっぷり時間をかける
②現状1時間に平均何個配達できるかを把握する
③1筆書きの大枠のルートを作成
以上3点です!!
①→営業所との往復が増えるので、すぐ積んで出れる準備がとても大切になります!
私の場合、指定無しを各町会ごと、各時間指定ごとにカゴ車に分けて置きます。
指定無しは更に細分化して、○丁目1〜10、10〜20、20〜30のように10番地ごとに分けてます。
②→1発ごとの積む荷物の量を把握するのが狙い。
私の場合、
AMのみ、12〜14時、14〜16時、16〜18時、18以降の荷物のみ
と言ったように大体5往復します。それぞれ大体2時間で行って戻って来れる事を想定して、2時間分の量しか積みません。鼻から行けない荷物は積むだけ邪魔になります。
例えば、14〜16時の枠で考えると、まずは14〜16時指定を助手席後ろに固めて置きます。そして1時間に現状10個配達できるとして、2時間分の20個といった具合です。
ただしそれだけではいつまでも1時間辺りの個数は伸びないので+αで10個ほど余分に積みましょう!
幸い現在の配達アプリは時間指定事にフィルターをかけれるものばかりなので、各時間で該当の時間指定以外のピンを消して、指定優先でその後は2時間で途中でも戻りましょう!
③大枠の一筆書きのルートを作るのは、上記で述べた荷物を細分化して配達するためにとても重要になります。最初のうちはルート上に荷物がなくても必ずルート通りに配達することをおすすめします。慣れてきたら荷物が無い道は省略して無駄を無くしていきましょう!
最後に、配達は個人にとってベストなスタイルが必ずあると思います。現在それが見つかっている方はそのスタイルを極めるのが1番です!
ただ現状伸び悩んでいる、これから運送業を始めようと考えている方は是非このスタイルを一度試してみてはいかがでしょうか。ベストな配達スタイルの確立にお役立てできれば幸いです。
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