育児ノイローゼのその後
以前に書いた育児ノイローゼの現在の状態について、記録として書いておこうかなと。
自分のことを過信しないようになった
まだ大丈夫だろう
もう少しなら頑張れる
みんなこれくらいやってるんだからできるはず
そういう、自分に対する「できるだろう」という過信というか期待をするのをやめました。
育児が苦手だと、向いていないとわかったので、自分へのハードルは限りなく低くしたほうがいい、と気づきました。
例えば泳ぐのが苦手だとわかってたら、最初から25m泳ぐぞ!とはなりませんよね。
最初は5mでも、蹴伸びできただけでもよしとする。
苦手なことは苦手だと自覚して、ハードルを低くして取り組むことで徐々にできるようになる。
育児でもこれは同じだなぁと。
苦手な育児に対して、今日も明日もワンオペだけどまだいける。誰かに助けてもらわなくても大丈夫。なんてことは思わないようになりました。
積極的に人に助けを求められるようになった
自分の「まだいける」は「もう限界」だと思うことで、人に助けを求められるようになりました。
何人かの友人、職場の人に話す中で、みんな「いつでも呼んでね!話聞くくらいはできるからさ!」と言ってくれました。
本当にありがたい。自分は本当に良い友人、良い人たちに恵まれているなと感じました。
予定が合わないこともそりゃあるけど、「この日うちに来ない?」「この日飲みに行けそうだから行かない?」と声をかけるというアクションを起こすことが、すでに良い影響があるなと思いました。
前回悩んで苦しんだ結果わかったのは、「行動することが自分にとって良い」だったので、友人にこうして声をかけること自体が私にとっては「停滞している現状に対して何かをした」という実績になって、前向きになれました。
誘った結果会えれば最高。会えなくても連絡のやり取りをしてくれてありがとう。という気持ちで、気軽に人に声をかけられるようになりました。
いろいろな資源を活用するようになった
一時預かりや、ファミリーサポートという子どもを預かってくれる支援があります。
もちろん有料ですが、物理的に子どもと離れる時間が何より大切だと学んだので、積極的に利用するようになりました。
3歳の長女は5月から幼稚園の予行演習的な週一回の幼稚園に通い始めました。
他の子どもたちや親御さんを見る機会が今までなかったので、新鮮な気持ちで通っています。
9月からは子どもだけが行くことになるので、少しの間離れる時間が作れるなぁと。
1歳の次女は、一時預かりを利用し始めました。
3歳となら2人ででかけられるけど、1歳も連れていくとなると難しい…。
そういう時に使わせてもらっています。
世間には子ども2人連れて歩いているママさんなんてたくさんいますが、自分にはそれは無理だと認識して、自分のできる範囲でやろうと思ったので、この一時預かりもとても助かっています。
あとこれは副次効果的なことですが、3歳と接した幼稚園の先生が「おもしろい子」とよく笑っていたので、ああ、この子ってひょうきんな子なんだ、と普段自分が見ていなかった部分を他の人から言われて気づきました。
他の人の視点って、偏った自分の視点を修正するために有効なんだなぁと。
結局は自分との戦いだった
子どもとの関わり方がわからない。
感情をコントロールできない。
何が正解かわからない。
これまでの人生でたくさん初めてのことを経験してきましたが、育児ほどよくわからんものはないなぁと。
子どもとのことで今もいろいろ悩みますが、考えを突き詰めていくと、結局自分の問題なのだと思いました。
感情をコントロールするのも自分。子どもとどうやって話すのか、接するのかも決めるのは自分。何を正解とするのかも、結局は自分が決めることなのだなと。
自分のダメなところと向き合って、直す努力をし続けることしか私にはできないなと思いました。
子どもは衣食住を整えてあげれば勝手に育つ。
でもより長い時間を過ごす母親の私と接していて、つらい思いばかりはさせたくないなと思うので、これからも自分と向き合い続けて、子どもと向き合おうと思いました。
1番安心したのは子どもへの愛があるとわかったこと
保健師さんが来た時に、児童相談所で預かって物理的に一定期間離れることもできる、と言われました。
そこまではしなくてもいいかな…と思えたこと。
子どもを預けて、預ける時とお迎えの時に私を見て泣く姿を見た時に、ごめんね、と思ったこと。
そういうことを思うと、私はこの子達に愛情があるんだろうなと思えました。
3人で家にこもっていると、抱っこ〜とかお菓子〜とかずっと言われたり、ぐずったり泣いたり、ずっと話しかけてきたり、めんどくさいな〜うざいな〜っていうネガティブな感情を感じやすいですが、離れたり第三者を入れることでそういうネガティブな感情を感じにくくなりました。
一時預かりや人に預けるというのは、子どもにとっては大人が毎日毎日会社に行かねばならないくらいのストレスがあるのかも、と思うので、家ではリラックスしてほしいなと。
そのためには私が穏やかであることが必要だなと。
子どものためにこうしたいな、と思えるのも愛情があってこそなのかなと思うので、そうだとしたら愛情がちゃんとあってよかったな、とちょっと安心しました。
これからも年齢ごとの悩みは出てくると思いますが、1人で抱えないことを忘れずにやっていきたいなと思います。
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