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保護犬

暗闇の方から、眼を光らせて、うぅーと
唸っている。
そんなに、警戒しなくても、此れから
ずっと一緒だよ。
知らん顔してても、こちらを伺っている。
私は、あんたの事、大好きだから、
仲良くなるしかないんだよ。
はい、ご飯だよ。
どうぞ、召し上がれ。
沢山食べて眠りに着くと、優しい顔で眠っている。
そっと、そっと、撫でて、愛してあげる。私の匂いを覚えておくれ。
明日は、もっと近くに来ておくれ。
少しずつでいいから、私の匂いを、覚えてね。
貴方との、距離感が、いつか失くなり、私の側で眠るまで、沢山、愛し合おうね。

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