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高1が話す高校受験で第一志望校に落ちてしまった時の話第3段

   試験から約二週間後、試験結果が発表された。その日の朝、私はモヤモヤした気持ちで目が覚めた。朝食を食べ終えると制服に着替え、歯を磨いて黙ってパソコンの前に座っていた。

インターネットのサイトを通じて発表されたため発表されてからもアクセス数の多さによりすぐに結果を見ることができなかった。
発表されてから約10分経ってからだろうか、
ようやくサイトにアクセスできた。自分の番号を探すと番号が書かれていないことが分かった。私は不合格だったのだ。母は確認した後、「よく頑張りました。」と私に言ったが、私はただ泣いていた。

   無謀な挑戦であったことは分かっていた。不合格でもしょうがないとも思っていた。だが、心のどこかで小さな期待を持っている自分がいた。その期待が悔しさと大粒の涙に変わって爆発した。

    ~続く~

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