得点PFと平均順位 


統一球後の
各球場のパークファクターを調べ
パークファクターが順位に影響を与えるのか
検証してみました

今回使用したパークファクターは
得点PF
各球場がいかに得点が入りやすいのかを示す指標で
1.0に近い程平均的な球場
数字が増えるほど点が入りやすい球場で
数字が減るほど点の入らない球場となります

2013年の統一球使用後の
セリーグ各球場の平均得点PFを
平均的な1.0に近い順に並べてみると

0.96 マツダスタジアム 
1.05 東京ドーム   
1.08 横浜スタジアム
0.92 甲子園 
1.12 神宮球場 
0.87 バンテリンドーム となります

マツダスタジアムと東京ドームが
誤差±5%程度の範囲内にあり平均的な球場

横浜スタジアムと甲子園が
誤差±8%程度の範囲内となり
やや特徴的な球場

神宮球場とバンテリンドームは
誤差±12%程度差があり
もはや別競技になりえる球場

落合ドラゴンズがドーム野球を極めた結果
神宮球場で勝てなくなったのは
PFが原因だったのかもしれません

そこに統一球使用後の
ペナントレース平均順位を合わせてみると

①巨人2.1
②広島3.0
③阪神3.1
④DeNA4.0
④ヤクルト4.0
⑥中日4.3

使用するボールが統一された以上
球場を平均的にすることが
重要になっているように思います

いくらホームで勝てても
他の球場と違いすぎては
ペナントレースは勝てないのかもしれません

バンテリンドームは
テラスはもちろん
マウンドの高さと傾斜
ファールグランドを狭くして
得点PF 0.95〜1.05を目指して下さい

ちなみ参考までにパリーグは
ZOZOマリンスタジアムが
ホームランラグーンを付けた
2019年〜2022年までの得点PFは

1.00 楽天生命パーク
1.02 ベルーナドーム
1.02 PayPayドーム
0.98 札幌ドーム
1.06 ZOZOマリンスタジアム
0.93 京セラドーム
となり、
セリーグに比べて球場格差がありませんでした

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